両備システムズが初任給を引き上げ
株式会社両備システムズ(岡山県岡山市)が、2026年度に新卒入社する社員の初任給を大きく引き上げることを発表しました。大学院卒は285,000円、大学卒は280,000円、高専卒は252,000円となり、前年よりも大幅に増額されるとのことです。この引き上げにより、両備システムズは岡山県内でのトップクラスの給与水準を実現します。
背景と目的
今回は、全国的に深刻化しているデジタル人材の不足に対応する形で、企業としての人的資本経営を強化する一環としてこの改定が行われました。同社は、「中期経営計画2024〜2026」に基づき、優秀な人材の確保と定着を図る目的を持っています。これまでにも、既存社員の給与アップや新入社員の初任給の引き上げを継続しており、引き続き快適な職場環境の整備に努めています。今後の目標としては、西日本でトップクラスの給与水準を誇る企業への成長を目指し、2030年度には売上高500億円の達成を掲げています。
既存社員との両立
両備システムズでは、新卒採用だけでなく既存社員に対しても継続的な給与引き上げを実施しています。2022年度から2026年度にかけて、社員の給与は2021年度比で23%アップを見込んでおり、働きがいのある職場環境を提供することが目指されています。このような取組みを通じて、社員がより安心して働ける環境を築いていく考えです。
求める人材像
同社では、自律・自立を重視し、主体性を持って挑戦する人材を求めています。社員が夢や希望を持って成長できる環境を提供し、多様な業界で地域社会に新たな価値を創出することが目指されています。具体的には、「自律/自立(主体性)」「挑戦(未来志向・成長意欲)」「チーム貢献」の3つの要素を共に持つ方を採用したいと考えています。
会社概要
株式会社両備システムズは、1969年に設立され、公共や医療、社会保障分野を含む様々な業界向けに情報サービスを提供しています。近年はAIやIoTなどの最先端技術の研究開発にも力を入れています。会社の詳しい情報は公式サイトでも確認できます。
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このような取り組みを通じて、両備システムズは持続可能な成長を目指し、岡山県内のIT業界を牽引していくことを目指しています。