unerry、愛知県のデジタルアイランドプロジェクトでの新たな取り組み
株式会社unerryは、愛知県が進める「あいちデジタルアイランドプロジェクト推進事業」において、実施事業者として選定されました。このプロジェクトは名古屋エリアの大型イベント施設での人流データと決済データを組み合わせ、地域経済への影響を定量的に分析するものです。
プロジェクトの概要
この取り組みでは、名古屋のIGアリーナなどの大型イベント施設を対象に、unerryの蓄積してきた人流ビッグデータと、クレジットカード決済データを用いて来場者の行動や消費状況を深く分析します。
イベントの開催がもたらす経済波及効果を測定するだけでなく、地域の商業施設に対して実際に役立つデータを提供することが目標です。
大型イベントによる影響の可視化
名古屋では、年間を通じてプロ野球、Bリーグ、大相撲、さらには大型コンサートなど、さまざまなイベントが行われています。これらのイベントは周辺地域に多くの人を集め、消費を促進しますが、その実態はこれまで十分に把握されていませんでした。
unerryは、来場者の行動やその影響を数値的に捉える技術とノウハウを持っており、このプロジェクトではその力を発揮します。
具体的な分析アプローチ
1.
人流データと決済データの組み合わせ
過去に開催されたイベントに基づき、unerryの人流ビッグデータとパートナー企業の決済データを組み合わせて、来場者の特徴や消費の傾向を分析します。このデータから、イベントごとに異なる来場者のプロフィールや、イベントに関連した消費傾向を定量化します。
2.
地域事業者との協議
分析結果をもとに、周辺の商業施設や飲食事業者とのヒアリングを行います。これにより、コンビニエンスストアの発注最適化や飲食店のメニュー調整など、実務に即したデータ活用法を提案します。
3.
シミュレーションの実施
過去のデータに基づいたシミュレーションを行い、大規模イベント時の来場者数や消費動向を予測します。これにより、地域企業がイベント開催前に適切な意思決定を行える情報を提供します。
unerryのビジョンと今後の展開
プロジェクトマネージャーである小坂英智氏は、「私たちは地域の皆様が実際に利用できるデータを提供することに全力を注ぎます」と語ります。データに基づいた意思決定が地域経済の活性化につながることを目指し、unerryは活動を続けます。その結果、地域の商業施設や飲食店が、プロ野球観戦や音楽ライブなど、イベント来場者の行動パターンを理解し、経営に役立てられるようになることが期待されます。
このように、unerryの人流ビッグデータは、地域経済を支える重要な要素として位置づけられており、今後の地域振興に寄与することが期待されています。
会社概要
株式会社unerryは、東京都千代田区に本社を置き、2015年に設立されました。リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し、屋内外の人流データを活用しています。 "心地よい未来を、データとつくる。" というミッションのもと、OMOマーケティングやスマートシティの実現を目指しています。