中高生対象の生体医工学オンラインセミナー
東京電機大学は、2023年の7月から10月の間に、9回にわたり中学生と高校生を対象にした新しいオンラインセミナー「電子情報工学系オンラインセミナー―情報エレクトロニクス&医用工学の展開―」を開催します。このセミナーは、電子情報工学に基づく「生体医工学」の魅力を分かりやすく紹介することを目的としています。
セミナーの内容と目的
このセミナーでは、脳科学や人工臓器のサイバーフィジカルシステム、VRやARを活用した医療支援、再生医療、さらに人と機械をつなぐインターフェース技術など、様々なテーマが取り上げられます。これにより、参加者は自分自身の生活や身体に関連した最先端の技術についての理解を深め、将来のキャリアや科学技術への興味をかき立てられるでしょう。
各回のセッションは、一つのテーマに焦点を当て、短時間で集中して学べるように設定されています。中学生・高校生の皆様が気軽に参加でき、興味のあるテーマを見つけやすい形式になっています。
開催概要
- - 形式: Zoomウェビナー
- - 参加費: 無料
- - 申し込み方法: URLから「ウェビナー登録」してください。
- - 主催: 東京電機大学 理工学部 電子情報・生体医工学系
- - お問い合わせ: e-mail [email protected]
各セッションの紹介
7月26日「“脳”の中を見てみよう!」
講師は田中慶太氏で、脳科学の重要性や最新の脳計測装置について解説します。
8月2日「人々の生活を支援するインタフェース開発」
趙崇貴氏が、ロボットと直感的に操作できるインターフェースの技術を紹介します。
8月30日「人工臓器のサイバーフィジカルシステム」
講師の本間章彦氏が、デジタルツインを用いた人工臓器の新しい技術を解説します。
9月6日「循環器系医療機器の研究開発」
住倉博仁氏が、心臓や血液ポンプに関連する医療機器の研究を紹介します。
9月20日「人工の手のセンサ制御」
大西謙吾氏が、人工手の制御技術について解説します。
10月4日「VR技術を用いた医療支援システム」
荒船龍彦氏が、VRを医療に応用するための開発事例を紹介します。
10月11日「人間適応型インターフェースに関する研究」
塚原彰彦氏が、人と機械をつなぐインターフェース技術の研究を紹介します。
10月18日「再生医療と電子情報工学」
矢口俊之氏が、再生医療における電子情報工学の取り組みを紹介します。
10月25日「プラズマ技術を用いた人にやさしいバイオ材料の開発」
大越康晴氏が、プラズマ技術を活用した新しいバイオ材料の可能性を語ります。
このように、多彩なテーマが揃った本セミナーは、未来の技術に触れる絶好の機会です。興味を持たれた方は、ぜひ参加をお待ちしています。