介助犬「ダイキチ」の物語
2025-07-09 12:49:20

愛媛で一頭の介助犬がもたらす希望と支援の物語

介助犬「ダイキチ」と愛媛の未来: 希望の訪問



2025年6月24日、愛媛県の中村時広知事を訪れたのは、日本介助犬協会の仲間たちでした。この訪問は、介助犬の重要性を世に広め、「同伴拒否ゼロ」の実現を訴えるためのものでした。訪問メンバーは、日本介助犬協会の会長である橋本久美子氏、理事長の高柳友子氏、施設長の遠藤大輔氏、そして介助犬「ダイキチ」とその使用者である藤原智貴氏です。

介助犬の重要性



介助犬は、手足に障害を持つ肢体不自由者をサポートする重要な存在です。実際の生活では、落としたものを拾ったり、転倒時に連絡手段を確保したりするなど、様々な介助作業を行います。愛媛県では、全国でわずか57頭が活動していますが、愛媛県内においては僅か1頭のみ。そんな「ダイキチ」は、その活動を通じて私たちに多くのメッセージを届けています。

しかし、介助犬や身体障害者補助犬法に対する認知度は依然として低く、「同伴拒否」といった報告は後を絶ちません。この日、橋本会長はその現状を詳しく説明し、愛媛県における介助犬の認知向上に向けた協力を求めました。

実際の活動のデモンストレーション



藤原氏と「ダイキチ」のデモンストレーションも行われました。藤原氏が目の前で「ダイキチ」との関係を示すことで、介助犬の役割は単なる補助にとどまらないことが伝わりました。「ダイキチ」がどのように日常生活を支えているのか、その実際の様子が参加者の心に印象を残しました。

日本介助犬協会の取り組み



福祉分野において重要な役割を果たす日本介助犬協会は、社会福祉法人として広く知られています。愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点を置く協会は、介助犬普及活動に力を入れ、犬ごとの個性を活かした活動を行っています。その活動は「Dog Intervention®」という理念のもと、動物介在活動や虐待を受けた子ども達への付添犬の提供、発達障がいや知的障がいを抱える方々への犬の譲渡など、多岐にわたります。

愛媛県知事との連携の重要性



この訪問を通じて、愛媛県における身体障害者補助犬法の周知と、介助犬の重要性についての認識向上が期待されます。中村知事もこの活動の重要性を認識し、協力を約束しました。このような取り組みが広がることで、介助犬への理解が深まり、より多くの人々が彼らとの共生を重視するようになればと思います。

未来への希望



「ダイキチ」は愛媛県の中で唯一の介助犬ですが、その存在は大きな希望の象徴です。介助犬がより多くの人々に認知され、活躍できる環境が整うことを願い、これからも活動は続いていくでしょう。愛媛県のさらなる発展のために、私たちも共に声を上げていきたいものです。


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会社情報

会社名
社会福祉法人 日本介助犬協会
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-9新横浜フジカビル301号室
電話番号
045-476-9005

関連リンク

サードペディア百科事典: 愛媛県 日本介助犬協会 介助犬

Wiki3: 愛媛県 日本介助犬協会 介助犬

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