箱根ホテル小涌園、青森産のりんごを使った新作アップルパイを提供開始

箱根ホテル小涌園から新たな美味しさの提案

箱根の自然に囲まれた箱根ホテル小涌園では、2025年12月15日から青森県の有名なりんご農家「きむら果樹園」が育てた、規格外のD品りんごを使用したアップルパイの提供が始まります。この取り組みは、温泉や自然、そして美食を楽しむ家族連れにとって、特別な体験を提供するものです。

きむら果樹園の魅力

青森県平川市に位置するきむら果樹園は、110年の歴史を持つ果樹園で、現在は5代目の園主である木村央氏がその伝統を継承しています。きむら果樹園では、健康な土づくりを基本に、昔ながらの栽培方法で厳選されたりんごを生産しています。今年は異常気象の影響で多くのりんごが規格外となったため、これらを活用し、食品ロスを削減する新たな挑戦が始まりました。

アップルパイの新しいスタイル

新しいアップルパイは、毎朝ホテルの朝食ビュッフェで提供されます。生ハムやチーズを組み合わせたパイは、甘さと塩味の絶妙なバランスが楽しめる一品。部屋でゆっくり味わうも良し、朝食会場で現地の新鮮な味を楽しむも良し。見た目に多少の傷があっても、その美味しさは変わりません。

食品ロス削減への取り組み

箱根ホテル小涌園のこの取り組みは、ただの食文化の提供にとどまらず、環境保護の意義も包摂しています。農家から直接届けられた青森産D品りんごを利用することで、体験の楽しさと同時に、持続可能な開発への貢献も果たしているのです。このようにして育てられたリンゴは、違った形でホテルのゲストに新たな価値を提供します。