株式会社MEME、セカンドクローズで資金調達成功
株式会社MEME(東京都、代表取締役:斎藤舞)は、2023年10月、プレシリーズAラウンドのセカンドクローズを実施し、累計で2億8,000万円の資金調達を完了したことを発表しました。これにより、同社の展開する財務管理アプリや新サービス「スクペイ」の発展が期待されています。
資金調達の背景とMEMEのミッション
2021年3月に設立されたMEMEは「新しい価値を創造し、人々の豊かな未来に向き合い続ける」というビジョンのもと、親子のお金管理アプリ「manimo」を展開。子どもたちが楽しみながら金融教育を学べる環境を提供しています。初期の段階から、保護者や教育現場からの声に応え、家庭と教育現場をつなぐ革新的な決済サービス「スクペイ」の開発に乗り出しました。
「スクペイ」は、2024年4月の正式リリースを予定しており、保護者や学校の負担を軽減することを目的としています。すでにリリース前から多くの学校や自治体への導入が進んでおり、今後1年で約400校の導入を目指しています。
「スクペイ」の特徴と利便性
「スクペイ」は、学校向けの集金決済サービスとして設計されており、教職員の業務負担を軽減します。保護者はスマートフォンで請求書を受け取り、簡単に支払いを済ませることができます。このシステムでは、保護者の口座情報を直接学校が管理することなく、安全に情報を扱うことが特長です。また、専用の管理画面では収支管理が容易に行えるため、教職員が教育活動に専念できる環境が整います。
投資家からの期待とコメント
理想科学工業株式会社や個人投資家の小西祐介氏は、MEMEの「スクペイ」事業に期待を寄せています。理想科学工業は教育現場のデジタル化を促進するサービス「スクリレ」を提供しており、教育環境の充実を支援しています。小西氏は、親として子どもとの貴重な時間を最大化するために「スクペイ」の重要性に強く共感しています。
これらのコメントからも、MEMEが進める事業が教育現場に与える影響は大きいとされ、今後のサービス展開に注目が集まります。
今後の展望と採用情報
セカンドクローズを通じての新たな資金調達が成功したMEMEは、今後さらに多くの学校で「スクペイ」を活用してもらうために、サービスの設計を進化させていく方針です。MEMEでは現在、新しい仲間を探しており、興味のある方々はぜひ採用ページでの面談を検討してほしいとのことです。
会社情報
今回の資金調達に伴い、MEMEはさらなる成長と社会貢献を目指して、教育分野での革新を推進していきます。