ブルーリッジ竣工
2025-09-05 17:38:28

大和ハウス工業、米国初の物流施設「ブルーリッジコマースセンター」を竣工

大和ハウス工業の新たな挑戦



大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市)が、米国において初めてとなる大規模な物流施設「Blue Ridge Commerce Center」(ブルーリッジコマースセンター)を竣工しました。このプロジェクトは、米国の不動産デベロッパーであるTrammell Crow Company(トラメルクローカンパニー)との共同開発によるもので、テキサス州ヒューストンの南西部という恵まれた立地に位置しています。

プロジェクト概要


ブルーリッジコマースセンターは、マルチテナント型の物流施設として開発され、全体で約371,259㎡の敷地面積を誇ります。施設内には平屋建ての5棟が立ち並び、総延床面積は125,471㎡。主に、ヘルスケア、エネルギー、製造業などのさまざまなテナント企業が想定されています。施設には両面トラックバースや事務所、1,023台分の駐車場も備えられており、入居企業の多様なニーズに応えられる設計となっています。

立地のメリット


ヒューストンは、米国における石油・エネルギーの中心地として知られ、近隣には世界最大級の医療研究施設「テキサスメディカルセンター」が存在します。そのため、ブルーリッジコマースセンターは、発展著しい地域において、物流の拠点として非常に重要な役割を果たすことが期待されています。

特に、人口は急増しており、2010年以降には150万人以上増加しています。この地域は今後もECや3PLの物流需要が高まると見込まれており、商業・住宅地へのアクセスも良好です。

環境への配慮


全5棟は「LEED Certified」の認証を取得する予定で、特に「ビルディング2」では太陽光発電設備を設置し、入居企業の脱炭素化をサポートします。この取り組みは企業の社会的責任としても高く評価され、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

事業の展望


大和ハウス工業は、米国を含む海外市場での事業展開を加速する計画です。特に、ASEAN地域でも事業施設の開発を進めており、2025年度には7,000億円の売上高を目指しています。

ブルーリッジコマースセンターの成功を皮切りに、今後の展開にも注目です。物流施設は、企業のサプライチェーンを支える重要なインフラであり、大和ハウス工業の取り組みが、米国市場においても感謝されることが期待されます。

  • ---

会社情報


大和ハウス工業は、日本国内で様々な事業を展開しており、今後は海外市場でもさらなる成長を目指します。特に物流施設の開発に積極的に取り組み、国際的な競争にも挑んでいます。

このブルーリッジコマースセンターは、同社の米国市場における第一歩となる重要なプロジェクトであり、今後の発展が注目されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
大和ハウス工業
住所
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。