無花果グループが発信する新たな高卒認定メディア『AONOATO』の魅力とは

高卒認定メディア『AONOATO』の始動とその背景

無花果グループが2025年4月29日に新たに始める高卒認定メディア『AONOATO（青のあと）』が注目を集めています。このメディアは、高卒認定試験を受験し、多様な道を選んだ当事者のリアルな声を届け、より多くの若者が「高卒認定」を前向きな進路選択として受け入れることを目指しています。

日本における高卒認定の現状

文部科学省の発表によれば、2023年度の高卒認定試験の志願者数は32,059人、合格者は23,312人に達しました。毎年多くの人がこの制度を活用し、大学進学や就職へと一歩を踏み出す中、未だに一般人の間では「高卒認定」の知名度が不十分である事実も否めません。

特に、「高校を辞めた＝人生の挫折」という固定観念が蔓延している中で、制度を知りながらも一歩を踏み出せない若者が多いのが現状です。無花果グループは、「高校中退＝挫折」ではなく、「新しい挑戦の第一歩」としてこの制度を広めていく考えを持っています。
『AONOATO』は、そのための情報発信の場となり、制度を知り、学び、つながるための貴重なリソースとなることを目指しています。

『AONOATO』が提供する価値

『AONOATO』では、高卒認定を取得した人々の生の声を届けることで、進路選択に対する新たな視点を提供します。これは特別な選択肢ではなく、誰もが自由に選べる一般的な選択肢として認識されていくことを願っています。
このメディアを通じて、どんな背景を持つ人でも自分のペースで進路を選び直せる社会を目指しています。

無花果グループは「無花果高等学園」と「無花果もえぎフリースクール」を運営し、教育の在り方について真剣に向き合う団体でもあります。無花果高等学園は、通信制サポート校として高校卒業資格を取得する機会を提供し、週1日の通学を基本にして生徒の個々の希望や未来を実現するためのコースを用意しています。また、無花果もえぎフリースクールでは、小学校から中学校にかけて、子供たちが自分のペースで「やりたい」ことを見つける場を提供しています。

無花果に込めた想い

「無花果」という名は、外見上は花がない果実を意味しますが、内部では花が咲き、独自性や創造力を秘めていることを象徴しています。
無花果グループは、この視点をもって「誰もが大きな可能性を持っている」と信じ、目に見えない部分の重要性を徹底的に伝えています。私たちは、地方における教育改革を考え続け、内面に秘めた子供たちの可能性を引き出す活動を進めています。