新商品「銀祥」
2019-12-19 10:01:22

東北の伝統が息づく新商品「銀祥-Ginsho-」登場!

東北の伝統が息づく新商品「銀祥-Ginsho-」登場!



仙台を拠点とする陶磁器卸問屋、株式会社瀬戸屋が新たに発表した「銀祥-Ginsho-」が、東北の魅力を再発見するアイテムとして注目を集めています。この商品は、東北の伝統技術や職人の手仕事を尊重しつつ、生まれた特別な平盃です。2021年12月11日には、オリジナルブランド「彩地器Saijiki Tohoku」の第2弾としてリリースされ、その魅力が早くも話題に。販売価格は税別20,000円、200個の限定生産となっています。

「銀祥-Ginsho-」の魅力とは?



この平盃は、特別な桐箱に収納され、米沢織の専用巾着が付属しています。シリアルナンバー付きで、作品一つ一つが特別な存在感を放っています。またこの盃は、呑み口を限界まで薄く作ることで口当たりを軽くし、飲んだ際のデリケートな味わいを引き出しています。陶芸家の技術が詰め込まれたこの盃は、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味を周全に感じさせるため、日本酒や他の飲み物の真価を引き出します。

日本酒との相性



特に、この「銀祥-Ginsho-」は山形県の「銀山上の畑焼」からインスパイアを受けています。この焼き物は、江戸時代末期に生まれた幻の陶芸技術を取り入れたもので、日本酒の持つ繊細な味わいを引き立てる設計になっています。また、上の畑焼の最大の特長である「三多紋」は、長寿や繁栄を象徴する縁起物として古くから親しまれています。南アジアや中国の文化から受け継がれたこのデザインは、日本全国で銀山上の畑焼のみが現在も継承している貴重なものです。

フランス・パリでの初出展



さらに、株式会社瀬戸屋は、2020年1月にフランス・パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」に初出展する予定です。ここでは、東北のものづくりの魅力や食文化を紹介し、欧州市場へのPRを行います。この見本市は世界最高峰のインテリアとデザインに関するイベントとして知られ、参加することで、海外の市場での可能性を広げることが期待されています。

プロジェクトの背景と未来



株式会社瀬戸屋は昭和24年から、焼き物や陶磁器の専門商社として地元で商売を営んできました。近年では、単なる卸売業から一歩踏み出し、東北の文化や食文化とともに成長すべく、作り手や専門家と協力して新しい器や道具のプロデュースを始めました。美しい器を通じて、日々の食卓に素敵な物語が生まれ、家族の思い出を彩ることを目指しています。特に、これから5年間で会津本郷焼や切込焼、台焼を展開していく計画も進行中です。また、最新の制作情報や作り手紹介については、公式Facebookページで随時発信される予定です。 Facebookページはこちら

私たちが集う場所には、地方の伝統工芸の力が込められています。「銀祥-Ginsho-」はそんな地域の文化を次世代に紡ぐ役割を果たしてくれることでしょう。

まとめ



新商品「銀祥-Ginsho-」は、単なる器ではなく、東北に根ざした伝統と美意識を体現しており、地域の職人技と現代の感性が融合した逸品です。日常の食事が特別な時間になるよう、ぜひこの美しい盃で新たな体験を味わってみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社瀬戸屋
住所
宮城県仙台市若林区卸町2-15-7
電話番号
022-232-0135

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