バンドー化学、健康経営優良法人2025の認定を受けました
バンドー化学株式会社(兵庫県神戸市)は、2025年3月10日に経済産業省と日本健康会議が推進する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。これは、同社が従業員の健康を経営の重要な基盤として位置付け、そのための取り組みを推進していることが評価された結果です。
1. 健康経営の評価ポイント
「バンドーグループ健康宣言」で掲げられる「がっちり・わくわく・いきいき」というキーワードを基に、同社は健康経営を実現すべく様々な施策を展開しています。この取り組みが、評価の大きなポイントとされています。
2. 主な健康経営に向けた取り組み
バンドー化学では、従業員一人ひとりの健康維持に向けた多くの取り組みを行っています。具体的には以下のような活動を通じて、働きやすい職場環境を提供しています。
(1) 健康ビジョンの実現をサポート
同社は「バンドーグループ健康宣言」を実現するため、従業員が自ら策定する「健康ビジョン」をサポートしています。また、各事業所には「健康いきいき職場づくりチーム」を設置し、元気な職場づくりに取り組んでいます。
(2) 健診とリスク対応
定期健診、特殊健診、また二次検査の受診を推奨し、100%の受診率を目指しています。その結果に基づいて、高リスクの従業員へのアプローチや生活習慣の改善をサポートしています。また、高齢化対策や受動喫煙防止、女性の健康推進など、多角的な健康づくりを進めています。
(3) データヘルス事業の推進
健康保険組合と連携し、健康スコアリングレポートを基にした歯科検診やウォーキングイベントを開催しています。これにより、従業員の健康意識向上を図り、コラボヘルス活動を進めています。
健康経営の意義
「健康経営」とは、従業員の健康を経営視点で捉え、戦略的に実施することを指します。健康への投資は、従業員の活力や生産性向上を通じて、組織全体の活性化を促進します。それによって、業績や株価の向上にも寄与することが期待されています。
健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標であり、企業にとって重要な経営戦略となっています。
参考リンク
この認定を受け、バンドー化学は更なる健康経営の推進を行い、企業の発展に寄与していく考えです。