ロキソニンと広尾学園が連携し生理痛を理解する授業を実施

ロキソニンと広尾学園のコラボ授業

第一三共ヘルスケア株式会社が展開する解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン」は、1月25日、広尾学園において中高生を対象に「生理痛について“学び・考える授業”」を開催しました。この授業は、2023年3月にスタートした「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」の一環として行われ、痛みに悩む生徒たちに対する理解と対策を促進することを目的としています。

「みんなの生理痛プロジェクト」とは

このプロジェクトは、「生理痛と正しく向き合える社会へ」をテーマに掲げています。石原さとみさんを起用したブランドメッセージや、2024年10月には大阪で展示イベント『#生理痛を甘く見ないでほしいあなたの知らない生理痛の世界展』が予定されています。このイベントでは、ティーン世代に生理痛への理解を促す取り組みが行われる予定です。

授業の趣旨と内容

「生理痛について“学び・考える授業”」の実施にあたっては、生徒たちが生理痛への理解を深め、自らの痛みに対する適切な対処法を学ぶことが重視されました。授業は、産婦人科医の高尾美穂先生が講師を務め、生理痛のメカニズムやその対応法について詳しく教えていただきました。

授業冒頭では、生徒たちからの事前アンケート結果を基に、授業が進行。「痛みを我慢するだけでなく、他者への思いやりを持ちながら接することの大切さ」を考える時間も設けられました。

生理痛のメカニズムと対処法

続いて、高尾先生から生理痛に関連する身体のメカニズムや、月経困難症といった具体的な症状について講義が行われました。生徒たちは、生理痛の改善に役立つ鎮痛薬の使用方法や、痛みの軽減策について深く学びました。特に、鎮痛薬を使用する際に注意すべきポイントなどが解説されると、興味深く耳を傾けていました。

生徒間でのディスカッション

授業の後半では、「もし自分の友人が生理痛で苦しんでいたらどうするか？」というテーマで生徒たちがディスカッションを行いました。具体的には、「優しい声をかける」「授業の遅れを気にせず、保健室に行く提案をする」といった意見が出され、様々な視点から問題を考える機会となりました。このアクティビティを通じて、生徒たちの生理についての理解が深まることが期待されました。

未来への期待

今回の授業に参加した生徒たちは、理解を深めたことで今後の生活や人間関係にポジティブな変化をもたらすことができます。講師の高尾先生も「生理についての知識があれば、周りの人を思いやることができる」と、生徒たちの気付きの重要性を伝えました。

このような取り組みを通じて、第一三共ヘルスケアは今後も生理痛への理解を広げる活動を続けていく予定です。生理に関する正しい情報が普及することで、多くの人々が快適に生活できる社会の実現を目指しています。