新IoTプラットフォーム
2017-12-14 10:12:50
建設現場の生産性を高める新IoTプラットフォーム「LANDLOG」が始動
建設現場の生産性向上を目指す「LANDLOG」計画
株式会社ランドログは、新たなIoTプラットフォーム「LANDLOG」の開発を進めており、これにより建設現場の生産性向上を目指しています。現場で発生する地形情報や建設機械の稼働状況、資材や車両のデータを収集し、それを一元管理して提供することで、効率的な業務遂行を実現します。
「LANDLOG」は、2018年2月末に正式にサービスを開始する予定で、まずはアプリ開発プロバイダ向けに第1弾のAPIを提供します。このAPIを利用することで、開発者は現場の課題解決に向けたアプリケーションを迅速に開発できます。また、APIの使用にあたっては厳格な審査が設けられており、秘密保持契約を締結したパートナーに限定されます。
このプラットフォームでは、さらなる機能追加も予定されています。具体的には、地形情報を取得する「地形API」、建設機械の運用状況を管理する「建設機械API」、スマートフォンを使った車両の管理ができる「車両API」などが順次導入される予定です。特に注目される機能の一つは、ドローンを用いて施工現場の写真を短時間で3次元データに変換できる「EdgeBox」です。このユーザーテストも12月中旬から始まり、その後正式なサービスとして提供される見込みです。
ランドログ社は、国内建設業界が抱える深刻な労働力不足に対し、安全で生産性の高い未来の建設現場を作るために、最新のIoTソリューションを提案し続けます。この新しい取り組みにより、テクノロジーが建設現場への適用を進め、人手不足の解消に寄与することが期待されています。
まとめ
「LANDLOG」は、けんせつ業界のデジタル化を進めるための重要な一歩であり、今後の展望として多くの機能が盛り込まれる予定です。多様なデータを集約し、業務の効率を向上させるとともに、安全性を担保するための取り組みも進められます。未来の建設現場がどのように変わっていくのか、そして「LANDLOG」がどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ランドログ
- 住所
- 東京都港区芝大門二丁目11番8号住友不動産芝大門二丁目ビル12F
- 電話番号
-
03-3578-7757