串カツ田中HD、クリエイティブ子会社「UKYE」設立でブランド価値向上へ
株式会社串カツ田中ホールディングスは、クリエイティブ業務を専門とする完全子会社「株式会社UKYE」を設立しました。この新会社設立は、同社のブランド力の強化と新規事業の創出、そして日本の外食産業全体の活性化を目的としています。
UKYEの役割と取り組み
UKYEは、串カツ田中グループにおけるデザインクオリティの向上、ブランドイメージの統一、そして新規事業立ち上げ時のクリエイティブ支援を主な役割としています。社内プロジェクトチームの一員として活動し、ブランド価値の向上に貢献していくとのこと。
さらに、UKYEは他社へのクリエイティブ業務の請負も視野に入れており、外食産業全体への貢献も目指しています。
UKYEによる代表的なクリエイティブ事例
UKYEは既にいくつかのプロジェクトでその実力を発揮しています。
1. 京都天ぷら 天のめし:
「京都天ぷら 天のめし」のウェブサイトデザインと、店舗内のアイテムデザインを担当しました。インバウンド客をターゲットに、ウェブサイトではスクロールによるワクワク感を演出するなど、顧客体験の向上にこだわった設計となっています。オリジナルの伝票板や二次元バーコードサイコロなどもデザインしています。
2. 串カツ田中ホールディングス:
串カツ田中ホールディングスのリクルートサイトをRPG風にリニューアルしました。飲食業界への就職志望者が少ない現状を踏まえ、新卒世代の関心を集めるためにゲーム性を取り入れた斬新なデザインとなっています。ゲームを攻略するようにキャリアアップをイメージできる設計が特徴です。
社名「UKYE」とロゴに込められた想い
UKYEという社名は、日本の伝統的な絵画形式である浮世絵に由来しています。葛飾北斎の「人物を書くには骨格を知らなければ真実とは成り得ない」「あと10年、いや5年の命を与えてくれば、本物の絵描きになることができるのに」という言葉にインスパイアされ、物事の本質を見極め、情熱をもってクリエイティブに取り組む姿勢を体現しています。
ロゴデザインは浮世絵の「え」をモチーフとしており、各部分にも意味が込められています。
まとめ
串カツ田中ホールディングスのクリエイティブ子会社UKYEの設立は、同社のブランド戦略における重要な一歩です。UKYEの今後の活躍に期待が高まります。同社は、UKYEが生み出すクリエイティブを通じて、顧客へのサービス向上、ひいてはブランド価値の向上を目指していくと述べています。
会社概要
株式会社UKYE
設立:2024年10月
代表取締役:渕上 瞬
所在地:福岡県福岡市中央区渡辺通2-6-12
資本金:1000万円
事業内容:webデザイン、グラフィックデザイン、SNS運用、web広告
URL:https://www.ukye.jp/
株式会社串カツ田中ホールディングス
設立:2002年3月20日
資本金:3億円
代表取締役社長:坂本壽男
本社:東京都品川区東五反田1-7-6藤和東五反田ビル5階
事業内容:飲食店の経営、FC開発
URL:https://kushi-tanaka.co.jp/