医療DX教育支援の新たな一手
株式会社アクシスは、2024年10月に全国の薬学部を対象にした新たなサービス『メディクスアカデミックパック』を打ち出します。
このサービスの導入背景には、電子カルテをはじめとした医療DXの急速な進展があります。医療や介護の現場では、技術の向上が期待される中、その知識と技術をどう教育するかが問われています。特に薬学部では、急変化する環境に対応するための教育体制を構築するのが難しい状況です。
新サービス『メディクスアカデミックパック』の概要
『メディクスアカデミックパック』は、大学における医療DX教育を支援するためのサービスです。厚生労働省の調査によると、薬局業務において最も多く使用されているICTシステムは電子薬歴であり、これは現場のニーズにも応えるものです。
このサービスは、大学の授業で医療DXを扱う際に必要な教材を提供し、さらに実際に薬局で使われているクラウド型電子薬歴「Medixs」を体験できる環境を整えています。これにより、学生は実践的な知識を習得しやすくなります。
サービス内容
『メディクスアカデミックパック』には、以下の内容が含まれます。
- - メディクス導入にかかる費用(ライセンス、導入費用等)
- - 月額利用料(初年度は特別料金)
- - 医療DXに関する最新の情報や資料
詳しい料金や導入に関する情報は、公式サイトからお問い合わせが可能です。
これまでの実績
アクシスはすでに各大学で取り組みを実施しています。例えば、岩手医科大学では、2023年4月からDX入門講座を開催し、メディクスを利用した演習を行っています。さらに、日本薬学教育学会大会での論文発表も行い、広くその意義を伝えています。
昭和薬科大学でもメディクスを導入し、先進的な薬剤師教育に向けた調査が進められています。また、新潟薬科大学では、全学部を対象に医療DXの現状に関する講演も予定されており、総合的な知識の普及が期待されています。
未来を担う人材の育成
株式会社アクシスは、『メディクスアカデミックパック』を通じて、医療DXの知識と技術を学生に届けることで未来の医療を担う人材を育成することを目指しています。
この取り組みにより、教育機関としての役割を果たすだけでなく、医療現場全体の質の向上にも寄与することが期待されています。
詳しい情報は公式サイトからも入手可能です:
アクシス
会社概要
株式会社アクシスは、医療現場をITで結ぶクラウド型電子薬歴のリーディング企業です。現場の薬剤師のニーズに基づき、使いやすさを追求した医療DXサービスを展開しています。彼らのビジョンは、より良い医療環境を実現することにあります。