佐々木康晴がドバイ・リンクス・アワード2026で審査員長に就任

佐々木康晴がドバイ・リンクス・アワード2026の審査員長に

2026年に開催される「Dubai Lynx Awards（ドバイ・リンクス・アワード）」にて、電通グループのグローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサーである佐々木康晴が、審査員長に選出されました。このアワードは、中東や北アフリカ地域における影響力のある広告賞として知られており、佐々木氏はデジタルクラフト部門とソーシャル＆クリエイター部門の二つを担うことになります。

次回のドバイ・リンクスは2026年2月から3月にかけてオンライン審査と現地審査が行われ、授賞式は3月29日から4月1日に予定されています。

ドバイ・リンクスの概要

ドバイ・リンクスは、2007年に始まった広告の祭典で、カンヌライオンズの姉妹フェスティバルとしても知られています。このアワードは、MENA地域における優れた広告やブランドストーリーを評価する場であり、クリエイティビティに満ちた広告業界の進化を促進しています。

2026年には21部門が設定され、特に注目すべきはデジタルクラフト部門です。この部門では、アートとテクノロジーの融合が求められ、革新的なデジタル表現が着目されます。一方、ソーシャル＆クリエイター部門は、ソーシャルメディアとインフルエンサーの活用について審査されます。これらの部門の審査において、佐々木氏の豊富な経験と知見が活かされることが期待されています。

佐々木康晴の経歴と実績

佐々木康晴氏は、これまでに数多くの世界的な広告賞の審査員としての経験を持つだけではなく、クリエイティブの研究開発を担うDentsu Lab Tokyoの創設者でもあります。彼の取り組みは、アイデアとテクノロジーの結びつきを深め、革新的な広告表現を生み出すことに大きく寄与しています。そのため、特に今回の二つの部門において、彼の専門性は非常に重要とされています。彼が審査を行うことで、MENA地域のクリエイティブ業界に新たな視点とインスピレーションを提供できると考えられています。

2026年度の注目ポイント

2026年のドバイ・リンクスは、審査員長として佐々木氏がどのような視点で評価を行うのか、多くの人々の注目を集めています。特にデジタル分野においては、技術と芸術の融合が求められる時代となっており、その先駆者とも言える彼の役割は非常に重要です。また、ソーシャルメディアが進化する中で、クリエイターたちの新しいアプローチがどのように評価されるのかも、今後の広告業界に大きな影響を与えることでしょう。