生産性向上に貢献する酸性浴めっきの魅力と実績
鳥取県鳥取市に本社を構える株式会社アサヒメッキは、酸性浴めっきに特化し、量産工程の最適化を行う企業です。この企業は、各種めっき処理を通じて、品質の安定化と生産性の向上を目指しています。近年、顧客からは特にめっき工程における生産効率の改善が求められており、アサヒメッキはそのニーズに応えるべく新たな技術を展開しています。
酸性浴めっきの特長
酸性浴めっきは、その高い電流効率が大きな魅力です。電力を効率的に電着反応に利用できるため、処理時間の短縮や工程の効率化が叶います。量産工程での生産性を重視する企業にとって、安定した運用が可能なこの技術は、大いに活用されるべきでしょう。ただし、高い電流効率を実現するには、浴組成や電流条件、前処理工程を精緻に管理する高度な技術が要求されます。日本全国でみても、酸性浴めっきを効果的に運用し、高品質と生産性を両立させている会社はまだ少ないのが現状です。
また、酸性浴では比較的少ない電気量で表面層を効果的に処理できるため、素材内部への過剰反応を抑制でき、鋳物や引き抜き材などにおいて不具合の発生率も低いという特長があります。このような利点により、同じ悩みを持つ顧客からの相談も増加してきているのです。
亜鉛ニッケル合金めっきの成功事例
具体的な例として、アサヒメッキは自動車部品分野において、高耐食性を求めるニーズに応えるべく、亜鉛ニッケル合金めっきの量産化に成功しました。従来はアルカリ浴での処理が主流でしたが、アサヒメッキでは業界初となる高Niタイプの酸性浴を実用化。電気化学的にも亜鉛メッキの約1/20という低い腐食速度が確認されており、その高耐食性は科学的に裏付けられています。この取り組みにより、耐食性の向上とコストダウンを同時に実現することが期待されています。特に重要保安部品においては、15年以上の耐食性維持が求められるため、この処理は非常に有効です。
従来の亜鉛メッキとの違い
亜鉛メッキの本来の役割は、鉄の腐食を防ぐ「犠牲防食作用」であり、単なる表面保護に留まりません。アサヒメッキでは、バレルめっきにより多数の部品を一括で処理することが可能で、これによって量産スピードを飛躍的に向上させています。
質の安定性を追求した工程管理
アサヒメッキでは、酸性亜鉛浴の特性を深く理解した上で、浴管理を適切に行い、品質の再現性を向上させるために日々努力しています。単にめっきを施すのではなく、浴の選定や工程条件を見直すことで、安定した生産を実現しています。品質不良や仕上がりのばらつきも、材料や形状だけでなく、使用するめっき浴の条件から生じる場合が多いのです。
提案する表面処理の全体像
さらにアサヒメッキは、協力会社との連携を強化し、素材、形状、使用環境、要求性能を総合的に考慮した表面処理を提案しています。「なぜその処理が適しているのか」といった技術的な視点からの説明を営みにし、生産効率や品質に関する問題解決を図っています。もし生産効率や品質にお悩みの方がいれば、ぜひ相談してみてください。最適な表面処理を技術的な観点から提案いたします。
会社概要
- - 商号:株式会社アサヒメッキ
- - 代表者:代表取締役 木下 淳之
- - 所在地:〒689-1121 鳥取県鳥取市南栄町1番地
- - 設立:昭和33年11月8日
- - 事業内容:亜鉛ニッケル合金メッキ、亜鉛メッキ、アルマイト、黒染め化成処理などの表面処理
- - 資本金:2,600万円
- - 公式サイト:https://asahimekki.jp/
- - 米子工場所在地:鳥取県米子市旗ヶ崎2213番地1