瀬戸市の魅力を体感する秋のイベント
秋が深まる頃、日本の陶磁器の名産地、瀬戸市で壮大な2つのイベントが開催されます。ひとつは、国内最大級の陶磁器イベント「第94回せともの祭」。そして、もうひとつは愛らしい招き猫の祭り「第30回来る福招き猫まつりin瀬戸」です。それぞれの開催日は2025年9月中旬と下旬で、市内は多くの訪問者で賑わいます。
第94回せともの祭
このお祭りは、江戸時代以来、瀬戸市が誇る陶磁器文化を思い起こさせる伝統の行事です。初日は美しい花火が秋の夜空を彩り、訪れる人々の心を掴みます。その様子は毎年多くのファンを魅了しています。
せともの祭では、約200軒の陶磁器店が並ぶ「せともの大廉売市」が行われ、陶磁器ファンで賑わいます。特に人気の「青の広場」では、青と白のコントラストが美しい伝統工芸品、瀬戸染付焼の展示や販売が行われ、来場者はその魅力に触れることができます。また、陶芸ワークショップや匠の技実演も行われ、家族連れや友人同士での体験が楽しめます。この日、地元の特産物を使ったご当地グルメも楽しむことができ、「瀬戸焼そば」や「高浜とりめし」など、食も楽しめるイベントとなっています。
第30回来る福招き猫まつりin瀬戸
続く「来る福招き猫まつり」では、瀬戸市が誇る招き猫文化を体験することができます。この祭りは、1996年から始まり、今年で30回を迎える重要なイベントです。明治時代から続く三十余年の招き猫制作の歴史も感じられる内容となっています。
特に見逃せないのが「にっぽん招き猫100人展」です。この展示では、全国から集められた100名のアーティストによる独自の招き猫アートを見ることができ、観客を楽しませます。さらに、参加者自身がオリジナルの招き猫を作ることができるワークショップや猫グッズの販売も行われますので、猫好きにはたまらない環境が整っています。会場では、変身グッズを使用して猫になりきり、街を巡る楽しみも提案されています。
まとめ
訪れる皆さんにはぜひ、この秋に瀬戸市の魅力溢れるイベントに参加し、陶磁器や招き猫の文化を深く感じていただきたいです。これらのイベントは、単なる観光目的ではなく、学びや体験の場でもあり、訪問する価値が十分にあります。
イベント概要
日程:2025年9月13日(土)・14日(日)
会場:名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」周辺
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日程:2025年9月27日(土)・28日(日)
会場:名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」周辺
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いずれのイベントも充実した内容となっており、公共交通機関の利用をお勧めします。秋のお出かけには、是非瀬戸市で特別な体験をお楽しみください。