コロナ時代の副業実態
2020-10-22 11:00:08

コロナ時代における副業の実態と意識調査結果を公開

コロナ禍での副業意識の変化



新型コロナウイルスの影響を受けて、働き方が大きな変化に直面しています。特に、経済の不透明さが増す中で、多くの人々が本業以外の収入を得るために副業(複業)を考えるようになってきました。その傾向を最近の調査を通じて明らかにしました。調査を実施したのは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社で、対象は20代から60代の会社員400名です。調査は2020年9月12日から13日まで行われました。

副業を希望する人の割合が増加



調査結果によると、新型コロナウイルス感染症の影響前後で、副業を希望する人の割合が半年間で約8%増加しました。このことは、働き方の多様化が進む中で、多くの人々が本業以外の新たなキャリアを求めていることを示しています。また、その中で特に多くの人が副業を考える理由も明らかになりました。

上位の理由は以下の通りです。
1. 本業以外の収入を得たい(78.4%)
2. 自分のキャリアの可能性を広げたい(26.8%)
3. 自分のスキルを本業以外で活かしたい(22.9%)

このように、収入の増加を望む人々が多い中で、スキルを活かすチャンスを求める声も高まっています。

上司の視点も変化



さらに興味深いのは、上司が部下に副業をしてほしいと考える割合についても変化が見られました。調査によれば、上司が部下に複業を勧める意向が約6%増加しています。特に男性の管理職において、その傾向が顕著であり、部下に対する期待感が高まっていることがわかります。

部下に副業を推奨する理由も明確で、次のようになっています。
1. 自分のキャリアの可能性を広げてほしい(55.6%)
2. 自分のスキルを本業以外でも活かしてほしい(38.9%)
3. 本業に対するモチベーションを高めてほしい(36.1%)

上司が部下に副業を勧めることは、単なる経済的な理由だけでなく、職務遂行能力やモチベーションの向上にも寄与するという理解が広まりつつあります。

未来の働き方を見つめて



この調査は、コロナ禍の中で変化する働き方を反映したものであり、多様化する労働市場への適応力が求められる時代に突入していると言えるでしょう。これからの社会では、複業やパラレルワークが新しいスタンダードになるかもしれません。テクノロジーの進化とともに、人々は自分自身の価値を再評価し、新たな挑戦に向けて動き出す必要があります。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、こうした働き方の変化を支援するために、多様なサービスを提供しています。人とテクノロジーが共存する未来を見据えた取り組みが進められています。

もしこの記事を参照される場合は、【パーソルプロセス&テクノロジー株式会社調べ】とご明記ください。

会社情報

会社名
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
住所
東京都江東区豊洲3-2-20豊洲フロント7F
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。