スケートボード界の新星・織田夢海選手がBEMACとスポンサー契約

スケートボード界の注目選手・織田夢海がBEMACとスポンサー契約

日本のスケートボード界において、急成長中の若手選手である織田夢海選手（サンリオ所属）が、海洋事業を展開する企業「BEMAC」とのスポンサー契約を締結した。この契約は、織田選手にとって新たな挑戦となり、彼の未来に大きな影響を及ぼす可能性がある。

織田選手のコメント

織田選手は、契約発表時に「BEMACさんとスポンサー契約をさせて頂くことになり、とても嬉しく思っています。私の名前には”海”という文字があり、BEMACさんの事業が海と密接に関わることを知ったときにとても近い存在に感じました。世界各地でおこなわれるコンテストで結果を出し、自分の名前を世界に轟かすことで、BEMACさんを知ってもらうきっかけになれば嬉しいです」と語った。

この言葉からは、織田選手が自分の成長と才能をかけてBEMACとともにどれほどのことを成し遂げたいのかが伝わってくる。特に彼女のバックグラウンドには、子供のころからスケートボードを始めた情熱がある。

BEMACの代表取締役が語る思い

一方、BEMACの代表取締役である小田雅人氏は「当社は、海洋事業をメインとした一見スポーツとは関連のない事業をしていますが、スポーツの力を大事にし、織田選手のような世界で活躍したいと願う若いアスリートを積極的にサポートしていきたいと思っています。私事ですが、競技を究めて「前へ」と突き進む選手たちの姿を見るたびに、涙が込み上げてきます。そんなアスリートに良い刺激をもらいながら、当社も前進していければと思います」と述べている。

ここからは、BEMACという企業が選手たちの成長をどう支えていくのか、またその支援が織田選手に与える影響についても期待が寄せられる。

織田夢海選手のプロフィールと実績

織田夢海選手は2006年10月30日生まれ、愛知県出身。彼女は7歳の時にスケートボードを始めて、わずか8年で世界トップクラスのレベルにまで成長した選手だ。街中の手すりや障害物を利用したコンテストに出場する「ストリート」種目での彼女の実力は、すでにメダリストたちと互角に戦えるレベルに達している。

2022年には日本代表として国際連盟主催のPro Tourに参加し、見事表彰台に上がったほか、Street League Skateboarding（SLS）やX Gamesから招待を受け、これらの権威ある大会でも表彰台に立つ実績を残している。

特にSLSでは、女子選手として史上初の9点台（9.4点）を叩き出し、大きな話題となった。また、彼女はTOKYO2020オリンピックの出場を逃した悔しさを胸に、パリ五輪での活躍が期待されるトップスケーターの一人とされている。