イオン東雲店に新たなモビリティの形が登場
東京都江東区のイオン東雲店に、世界的に展開する電動モビリティサービスのLime株式会社が新たに「Limeポート」を設置しました。このポートには、座って乗ることができる電動シートボード「ラクモ」が22台設置されています。これは、Limeによる大型ショッピングセンターへの導入としては国内最大の規模であり、注目が集まっています。
新たに登場したLimeラクモ
Limeラクモは、日常の短距離移動をサポートすることを目的とした電動シートボードです。「ラク」は「楽に乗れる」という意味と、「モ」は「モビリティ」を組み合わせた造語です。この名称は、利用者により親しみやすく、使いやすい印象を与えることを目指しています。特に女性や高齢者に支持され、日常の移動手段としても重宝されています。
設置の背景
Limeはこれまで都心部での公共交通の補完を目指し、電動モビリティの普及に努めてきました。イオン東雲店での新たな取り組みは、買い物や通勤・通学における短距離移動のニーズに応えるもので、地域の交通課題を解決する一助となることが期待されています。すでに多くの利用者がこのサービスを利用しており、特にイオン東雲店から最寄りの豊洲駅への移動手段としての好評が寄せられています。
Limeポートの概要
- - ポート名称:Limeポート(イオン東雲店前)
- - 設置場所:東京都江東区東雲1丁目9−10
- - 設置台数:22台
- - 対応車種:電動シートボード「Limeラクモ」
安全への取り組み
Limeでは、利用者が安心してサービスを利用できるよう、いくつかの安全対策を講じています。利用者は乗車前に専用アプリで安全教育を受ける必要があり、全問正解しなければ乗車できません。また、万が一の事故に備えた保険制度も整備されており、安全かつ安心して利用できる環境が提供されています。
今後の展開
イオン東雲店での導入を皮切りに、Limeは全国の商業施設や公共空間へのポート設置を進めていく方針です。Limeは、電動モビリティを使った持続可能な都市の移動手段を実現することを目指し、「誰でも、らくに、乗れる」新しいモビリティのスタンダードを構築していくでしょう。
Limeについての情報
Limeは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスで、どこでも簡単に予約して利用できる仕組みを整えています。日本では2024年8月からサービスを開始し、日常の短距離移動に革新をもたらすことを目指しています。今後の成長に期待が寄せられています。