株式会社Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」に、新たにスマートフォン向けのWebアプリ「Berth Mobile」が登場しました。このアプリは、物流現場の効率化を図るもので、現場担当者が共用のPCやタブレットに移動することなく、手元のスマートフォンでトラックの到着状況やバースの管理を行えるようになります。
開発の背景
物流の現場において、トラックドライバー不足が深刻な状況にあります。中でも、倉庫や物流センターで荷積み・荷降ろしのため待機する「荷待ち」時間は、何時間にも及ぶことがあります。この状況は国全体でも問題視されており、荷待ち時間の削減は政策の重要な課題として取り組まれています。Hacobuの「MOVO Berth」は、トラックの到着時間を事前に予約することで、待機時間を大幅に削減することを目的としています。すでに4万6000カ所以上の事業所でこのサービスが利用され、物流現場のインフラとして定着しています。
昨今のサービス利用が進む中、現場でのバース管理が増加し、特に複数のバースを一台の共用PCやタブレットで管理している現場が多くなっています。これにより、車両誘導や検品を行う担当者からは、「スマートフォンでその場で状況確認をしたい」、「持ち場を離れても受付や呼出を済ませたい」といった声が寄せられるようになりました。そんなニーズに応じて開発されたのが「Berth Mobile」です。
アプリの主な機能
1.
縦型タイムライン表示: 当日の予約や車両の到着状況、作業の進行状況をストレートに把握できるようにデザインされています。これにより、現場のどの位置からでも「次に来るトラック」や「現在作業中のバース」を簡単に確認できます。
2.
操作性の工夫: アプリは、片手での操作も考慮した設計になっており、現場でよく使用する機能に瞬時にアクセスできます。誘導や検品の合間にその場で受付や呼出が可能になり、ドライバーへの連絡もスムーズに行えます。
3.
インストール不要: Webアプリとして提供されるため、特別なインストールや追加端末を準備する必要がありません。普段使用しているスマートフォンでそのまま利用可能というのが大きな魅力です。
4.
自動更新機能: 既存の「バース表」と連動し、情報がリアルタイムで更新されるため、現場や事務所の大型ディスプレイに表示させることで、全員が「今」の状況を把握できます。さらに、「Berth Mobile」を活用することで、スマートフォンでの個々の操作と全体の把握が両立可能です。
今後の展望
物流業界では、依然として多くの企業間でのやり取りが電話やFAXで行われており、現場の状況が見えにくくなっているのが現実です。Hacobuは「MOVO Berth」を通じて、トラックの到着時間や荷待ち時間の情報をデータとして蓄積しており、これを通じて現場の一人ひとりが情報に基づいた判断を行えるようになります。
未来に向けては、蓄積されたデータをAIが活用して、さらなる業務の効率化や自動化を進める「AI-Driven Logistics」を目指しています。Hacobuは運輸業界の変革を牽引する存在として、今後の取り組みが期待されています。
まとめ
「MOVO Berth」と新たに登場した「Berth Mobile」は、トラック予約の新たな幕開けを迎えることになりました。物流現場の生産性向上を目指し、Hacobuは今後もデータとAIを活用した戦略を展開し続けることでしょう。今後の進化にも目が離せません!