旺文社の英検カコモン、2024年度グッドデザイン賞受賞の快挙！

旺文社、英検の過去問学習サービスが受賞

教育出版大手の株式会社旺文社が開発したウェブサービス「受験生のための英検カコモン」が、2024年度のグッドデザイン賞に選ばれました。この賞は日本を代表するデザインの評価制度で、社会の課題解決に貢献する製品やサービスが対象となります。

ウェブサービス「受験生のための英検カコモン」とは？

「受験生のための英検カコモン」は、スマートフォンやパソコンを通じて英検の過去問を解くことができるオンライン学習プラットフォームです。旺文社は、英検対策書の利用者からの調査をもとに英検学習における課題を抽出し、それを解決するための具体的な機能を盛り込みました。

このサービスの特徴の一つが「分野別特訓」です。これは独自のデータ分析をもとに、問題を「でる順」や「易しい順」などの基準で表示できる機能です。したがって受験生は、自分の苦手な部分に特化して学習することが可能です。さらに、過去に間違えた問題のフィルタ機能も備わっており、効果的な復習が行えます。

ライティング・スピーキング対策の進化

オンライン学習の課題とされてきたライティングやスピーキングの対策も充実しています。自己採点機能を導入しており、これにより学習者は自分の進捗を管理し、弱点を明確にすることができます。特にAIによるライティング自動採点機能は、2024年12月にベータ版が提供開始予定で、学習者に向けた具体的なアドバイスが受けられるようになります。

総合的な英検対策が可能

「受験生のための英検カコモン」は、一次試験と二次試験の過去問をすべて網羅しています。特に最新の過去問がすでに利用できるので、受験生は実践的な対策が可能になります。採点結果は視覚的に分かりやすく、各技能ごとの正答率などがグラフで表示されます。

さらに「今日の一問」などの機能を通じて、スキマ時間を活用した学習も推奨しており、学習の継続がしやすくなっています。仲間の数を可視化する機能や、お気に入り大学の入試情報を確認できる機能も搭載されており、モチベーション維持に一役買っています。