KOGEIとアートの融合
2022-10-26 15:32:40
新たなラグジュアリーの創造を目指す「ACTIVATE KOGEI+ART GINZA 2022」展
新たなラグジュアリーを追求する「ACTIVATE KOGEI+ART GINZA 2022」展
日本の工芸が持つ魅力と、現代アートの視点を取り入れた「ACTIVATE KOGEI+ART GINZA 2022」展が銀座で開催されます。この展覧会では、約100人の工芸美術作家と50人の現代アーティストの作品が一堂に会し、両者のコラボレーション作品も展示されます。
工芸は、日本の自然素材と熟練の技術を駆使し、環境との共生を目指して発展してきました。これらの作品は、その土地の文化や伝統を色濃く反映しつつ、グローバルな評価を受けています。最近では、現代アートに近いスタイルの作品が注目され、アートの文脈においても工芸の重要性が高まっています。
展覧会の主な出品者
今回は、陶芸、彫金、ガラス、木工など、多岐に渡るジャンルの作品が展示されます。主な出品者には、今井眞正(陶芸)、前田宏智(彫金)、西中千人(ガラス)などが名を連ねています。
また、名和晃平による風炉先屏風や、牟田陽日の徳利やぐい呑みなど、150名以上の作家による独自の視点から展開される作品群は必見です。
展覧会のハイライト
本展の特徴的な点は、伝統工芸と現代アートの共演による新しいラグジュアリーの創造にあると思います。工芸美術作家と現代アーティストのコラボレーション作品は、アートの枠を超えた新しい体験を提供します。さらに、NFTやメタバースを活用した新しい展示・販売の形も取られ、デジタルとリアルの融合が図られています。
特に注目は、京都工芸美術作家協会のメンバーや、日本芸術院の会員、さらには人間国宝の作家たちが参加する点です。彼らの作品は、京都に受け継がれてきた伝統技法や卓越した技術から生まれたもので、見応えのある内容になっています。
特別展示と講演会
また、特許技術を駆使したアートの展示も行われる予定で、来場者は新しい文化を体験することができる絶好の機会となっています。講演会やワークショップも予定されており、より深く工芸やアートの魅力に触れることができます。
会場では、京都の工芸美術作家と現代アーティストの特別コラボレーションによる茶碗や京蝋燭、扇子などの作品も展示される予定です。これは、感性や文化の新しい交流の場としても非常に重要な役割を果たします。
入場情報
展覧会は、令和4年11月2日(水)から7日(月)まで、松屋銀座で開催されます。入場は大人500円で、18歳以下の方と高校生は無料となっています。令和4年の夏、日本文化のその新しい側面を体感できるチャンスとして大いに期待される展覧会です。
この「ACTIVATE KOGEI+ART GINZA 2022」展は、アートと工芸の融合を通じて、未来の文化を探求する新しい一歩となることでしょう。どうぞお見逃しなく、心をこめてご来場ください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人アートパワーズジャパン
- 住所
- 東京都渋谷区広尾3-17-1アピュー広尾2F
- 電話番号
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