アートコレクターの住まいで森山大道の世界を楽しむ写真展

森山大道写真展「サン・ルゥへの手紙」開催のご案内

2025年11月13日から11月30日まで、京都市中京区に位置するnode hotelで、著名な写真家・森山大道による写真展「サン・ルゥへの手紙」が開催されます。この展覧会は、特に彼が強い影響を受けたフランス・シュルレアリスムの要素を取り入れた作品を中心に展開されます。展覧会は、アートコレクターの生活空間をイメージしたnode hotelの1階ギャラリースペースで行われるため、訪れる人々は非日常の空間の中でアートに触れ、美的体験を楽しむことができます。

森山大道について

森山大道は1938年に大阪で生まれ、デザインの分野から転身し写真界でのキャリアをスタートしました。1964年にフリーの写真家として活動を始めて以来、彼の作品は日本国内外の多くの美術館で展示されており、数々の賞を受賞しています。特に1967年に『カメラ毎日』に掲載された「にっぽん劇場」での受賞は、彼の名声を確立する一助となりました。さらに、開催される展覧会や作品集は、彼の独自の視点とスタイルを再確認する絶好の機会です。

展覧会の内容

今回の展覧会は、1990年に発行された写真集「サン・ルウへの手紙」に基づいており、森山の私生活を切り取った作品を通じて、彼が見た東京周辺の景色や人々の日常が収められています。特に、路地を行き交う人々や自然、バイク、そして街の風景は彼の独自の視点を感じさせる作品となっています。

また、本展ではシュルレアリスムやその時代の影響を反映した20点の写真がセレクトされており、観客は彼の目を通して捉えられた瞬間を体験できます。これらの作品は、ただの写真ではなく、彼の深い思索や感情が込められたビジュアルレターです。

展示詳細

- 日時: 2025年11月13日（木）〜2025年11月30日（日）
- 時間: 11:00～17:00（会期中無休）
- 会場: 株式会社CANATAが運営するnode hotel 1階

京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461

- 入場料: 無料

アートとの出会い

node hotelは、アートを感じながらのライフスタイルを提供することを理念に、自宅のように居心地の良い空間を提供しています。アートコレクターの住まいをイメージしたこのホテルでは、館内にアート作品が点在し、宿泊者は美術作品と日常生活が一体となった体験を楽しむことができます。森山大道の作品もその一部となっており、訪れる方々に新たな視点を提供することでしょう。

アートを愛するすべての人に、この特別な写真展をぜひ体験していただきたいと思います。森山大道の世界観に触れることで、心に響く感動を味わいましょう。参加者は公式サイトで事前に情報を確認し、特別な作品に出会いに訪れてください。