岐阜県各務原市と良品計画が防災協定を締結

岐阜県各務原市と良品計画が新たに防災連携協定を締結

2023年2月18日、株式会社良品計画は岐阜県各務原市と「地域防災に関する連携協定」を締結しました。この取り組みの背景には、両者の間での防災に対する共通の意識があり、地域住民の安全と安心を高める目的があります。

良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」を実現するため、地域の皆様との関係を深め、共通の課題や価値観を基にした活動を積極的に進めています。具体的には、地域での店舗運営を通じて人々と地域自然、社会をつなぐ場を提供し、「防災の日常化」に取り組んできました。日々の生活の中で防災意識を高めることを目指した取り組みが「いつものもしも」と名付けられ、各地で実施されています。

各務原市における地域防災の取り組み

岐阜県には、2021年に設置された岐阜事業部があり、ここを拠点に地元の生産者や事業者と地域住民が参加できるマルシェ「つながる市」を開催するなど、地域の活性化に寄与してきました。また、各務原市との協力のもと、同事業部では「無印良品イオンモール各務原」を中心に「いつものもしもCARAVAN」を開催し、広く地域防災に対する理解を深める取り組みも行っています。

このたびの協定締結により、良品計画は各務原市や地域の人々と共に、さらに地域防災を進めていくことになります。災害時には、良品計画の店舗で支援物資を迅速に供給する体制を整え、市民の皆様に対するサポートも強化します。

具体的な連携内容

本協定では、以下の取り組みが行われます。
1. 防災・減災に関する情報や取り組みの共有
2. 災害時における生活物資などの調達に関する協力
3. その他、地域防災を目的とした活動

良品計画が提唱する「いつものもしも」プログラムは、2011年から実施されており、普段の生活の中で日用品を用いて災害時の備えをする方法を学べる内容です。地域全体を巻き込む形で、これからも地域防災に向けた啓発活動が促進されていくことが期待されています。また、「いつものもしもCARAVAN」は、「地域とつながる・楽しく学べる」をコンセプトに、子供から大人まで参加できる防災イベントとして、全国各地で行われています。