臨床心理士・東畑開人 最新刊『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』9月2日発売!
「居るのはつらいよ」「聞く技術 聞いてもらう技術」など、話題作を世に送り出してきた臨床心理士の東畑開人さんが、新たな心理学入門書を刊行します。本書は、職場で部下を気遣ったり、家庭で子どもやパートナーの世話をするなど、日々の生活の中で誰かの心のケアを担う人々に向けて書かれたものです。
東畑さんは、専門家ではない多くの人が、日常の中で心のケアに関わっている現状に着目し、心理学の知識と技術を役立てる方法を、わかりやすく解説しています。本書は、全5回の授業形式で構成されており、こころのケアの本質から具体的な技術まで、幅広く学べます。
誰かの心のケアに悩むすべての人に贈る、あたたかいエール
本書では、身近な人の心の不調に直面したときの対処法や、心のケアを行う上で大切な考え方などが、具体的な事例を交えて紹介されています。
例えば、親の離婚や子どもの不登校、友人の自殺願望など、誰もが経験する可能性のある心の問題に対して、心理学的な視点からどのように向き合えばいいのか、具体的なアドバイスが示されています。
東畑さんは、誰かをケアするすべての人に、心理学の視点からヒントを与え、あたたかいエールを送る一冊として、本書を執筆しました。
サイン本予約販売も実施中!
本書の発売を記念して、楽天ブックスにてサイン本の予約販売が実施されています。東畑さんのサイン入り書籍を手に入れるチャンスです。ぜひ、この機会に予約をして、本書を手に入れてみてください。
書籍概要
書名: 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら
著者: 東畑開人
発売日: 2024年9月2日(月)
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
体裁: 四六判並製単行本
頁数: 352頁
ISBN: 978-4-04-114887-7
発行: 株式会社KADOKAWA
東畑開人 プロフィール
1983年東京生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。精神科クリニックでの勤務、十文字学園女子大学で准教授として教鞭をとった後、白金高輪カウンセリングルーム主宰。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。
2019年、『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020受賞。その他の著書に『野の医者は笑う 心の治療とは何か?』『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』『心はどこへ消えた?』『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』『聞く技術 聞いてもらう技術』『ふつうの相談』など。