新たに登場した「CAP Chair」の魅力
カリモク家具が新たに展開する木製チェア「CAP Chair」が、トラフ建築設計事務所のデザインで登場しました。今回の製品は、そのユニークな機構と美しいデザインで、家庭でもオフィスでも幅広いシーンで使用できるように設計されています。
「CAP Chair」は、2018年に行われた「architects meets karimoku」イベントで初めてプロトタイプが発表されました。以来、デザインの改良や構造の改善を重ね、ついにこの秋に受注を開始する運びとなりました。最大の特徴は、座面が回転することです。この機構により、ユーザーは椅子を引かずにスムーズに座ることができ、特に狭いスペースでも使いやすい設計になっています。
デザインのこだわり
このチェアは、背板がキャップのツバのような形をしているのがポイント。脚部や座面の下部分にはオーク材のナチュラルな色合いを使用し、全体の見た目に高級感を与えています。背板や座面のカラーは様々な選択肢があり、使用するファブリック色との組み合わせを自分好みにカスタマイズできるのも嬉しい特徴です。そのため、自分だけの特別なCAP Chairを作り出す楽しみがあります。
様々なシーンで使用可能
「CAP Chair」は、そのデザインだけでなく、機能性も兼ね備えています。自宅のリビングや書斎はもちろん、オフィスにおいてもアットホームな雰囲気をはらんでおり、働く環境をより心地よくしてくれます。コンパクトな動きは打ち合わせやディスカッションの場にもマッチし、デザイン性と実用性を両立しています。
展示会のお知らせ
この新しい「CAP Chair」は、東京・西麻布にある「KARIMOKU RESEARCH CENTER」で全カラーバリエーションを展示しています。期間は10月26日から始まり、訪れることで実際の色合いや回転機能を体験できます。通常のカラーバリエーションに加え、特注モデルも展示予定で、カリモク家具の高度な塗装技術を目の当たりにする機会もあります。
- - KARIMOKU RESEARCH CENTER
住所: 〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目24-2
電話: 03-6433-5995
営業時間: 12:00-18:00
休館日: 不定休
Web:
https://karimoku-research.com/
Instagram: @karimoku_research
トラフ建築設計事務所の紹介
この「CAP Chair」のデザインを手掛けたトラフ建築設計事務所は、鈴野浩一と禿真哉が2004年に設立しました。さまざまな空間創造に取り組み、建築だけでなくインテリアやプロダクトデザインなど、多岐にわたる活動を行っています。独自の建築的思考をベースにした彼らの作品は、形状や素材、使用する機能に至るまで、深い配慮がなされており、常に新しい視点を提供します。
カリモク家具の歴史
カリモク家具の歴史は1940年に遡り、小さな木工所からスタートしました。その後、1960年代から自社製の木製家具の販売を開始し、日本を代表する木製家具メーカーへと成長を遂げています。伝統と革新を融合させた製造コンセプトに基づく彼らの製品は、国内外で高い評価を得ています。
この新しい「CAP Chair」は、デザイン、機能の両面から見応えがあり、ぜひ手に取ってその魅力を体感してほしい一品です。