牛乳消費の現状と雪印メグミルクの取り組み
6月1日は「世界牛乳の日」、日本ではこの日を「牛乳の日」と定め、6月が「牛乳月間」とされています。この機会に、雪印メグミルク株式会社が実施した最近の調査が注目を集めています。この調査は、全国の20歳から69歳の男女を対象に、特に少人数世帯に焦点を当てたものです。
少人数世帯の増加と牛乳の消費状況
厚生労働省のデータによると、この70年間で世帯数は増加し続け、2023年には「単独世帯」が全世帯の34%を占めています。さらには、「夫婦のみの世帯」を含めると、その割合は58.6%に達します。このような世帯構造の変化は、牛乳の購入及び使用方法にも影響を与えていると言えるでしょう。
調査結果によれば、少人数世帯では牛乳を定期的に購入する頻度が低く、約4割が2週間に1本も購入しない状況です。特に、900~1000mlの大容量サイズを選ぶ傾向が見られ、大規模な消費が発生しています。しかし、これがフードロスに繋がる問題も浮き彫りとなりました。
フードロスとその原因
少人数世帯の約3割は、牛乳を過去に廃棄した経験があると回答しています。その理由で最も多かったのは、賞味期限切れでした。そして、廃棄した量の多くは200ml以下でした。これらの結果から、特に牛乳の消費量において大きな無駄が生じていることが分かります。
新たな商品提案「750ml牛乳」
雪印メグミルクはこのような消費実態を踏まえ、750mlのサイズの牛乳を関東エリアで先行販売しています。このサイズは、1000mlでは多いと感じる消費者にとって、ちょうど良い容量になることから、フードロス軽減に寄与すると期待されています。
約半数の消費者が、500mlと1000mlの中間サイズがあれば便利と指摘しており、このニーズに対して応える形で750mlの商品は発売されました。本商品は、忙しい現代人にとって手軽に利用できる価値を提供することでしょう。
今後の展望
雪印メグミルクは、今後も消費者のライフスタイルに合わせた商品ラインナップを拡充し、フードロス削減へ向けた取り組みを強化する方針です。牛乳の新しい楽しみ方を提供することで、多くの人々にその魅力を再認識してもらうことを目指しています。
ぜひ、この機会に自身のライフスタイルに合った牛乳を選び、フードロスの削減に貢献していきましょう。具体的な商品情報やサービスについては、雪印メグミルクのウェブサイトをご覧ください。
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雪印メグミルク株式会社 お客様センター 0120-301-369(年中無休 9:00~17:00)
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