角島灯台150周年イベント「角島灯台をことほぐ」の魅力
2025年11月1日(土)・2日(日)、山口県下関市に位置する角島灯台で、「角島灯台をことほぐ」と題した150周年記念イベントが開催されます。このイベントは、灯台建築研究所が主催し、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実施されます。
灯台の背景とその役割
角島灯台は1875年に竣工し、初めて重要文化財に指定された現役の灯台です。この150年間、海の安全を守ってきた灯台は、地域の記憶に深く根付いています。本イベントは、角島灯台の歴史やその魅力を再発見し、地域の人々と訪れる人々とが一体となって祝うことを目的としています。
イベント内容の概要
1日目のプログラム
- - ぬいぐるみのお泊り会: つのしま自然館にて実施。参加者は、ぬいぐるみと一緒にお泊りをし、翌日に報告会を行います。10:00からの開始です。
- - 灯台守のお仕事体験: 角島灯台と灯台公園で、灯台守の実際の業務に参加できる機会です。レンズ磨きやロープワーク、折り紙での船づくりを学びます。これにより、地域の灯台に対する理解が深まります。13:00からスタート。
- - 灯台夜間公開: 特別に灯台の内部を見学できる夜間公開が17:10から行われます。
- - キャンピングカーでの宿泊体験: 照明された灯台のもとで、キャンピングカーに宿泊し、灯台の夜を楽しむ特別プランも用意されています。
- - トワイライトコンサート: 下関市役所吹奏楽団によるコンサートも行われ、申し込みは不要です。
2日目のプログラム
- - 記念講演会: つのしま自然館で、九州大学名誉教授の藤原惠洋氏を招聘し、10:30から講演が行われます。
コラボイベント
- - 角島灯台一般公開: 11月1日の10:00から20:30まで、門司海上保安部が主催する角島灯台の見学も可能です。事前の申し込みは不要です。
参加方法とアクセス
イベント参加には、角島灯台建築150周年記念イベントの特設サイトからの申し込みが必要です。
特設サイトリンク
アクセスに関しては、JR山陰本線の特牛駅からブルーライン交通で約30分、「灯台公園前」から徒歩3分の距離です。また、車の場合は、美祢ICから約60分、下関ICから約75分で到着します。
未来へのつながり
このイベントは、灯台を通じて地域の海に対する関心を高め、地域活性化にもつながるような「学び」の体験を設計しています。150周年を迎えた角島灯台を訪れ、灯台の歴史を感じる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
「角島灯台をことほぐ」の名のもとに、灯台の光が新たな出会いや交流の場を提供し、訪れる人々に感動を与えることを期待しています。