教職員向け勉強会の開催
NPO法人ROJEが主催する「特定分野に特異な才能のある子どもに関する『勉強会&相談会』」が、7月21日(土)に初の試みとして土曜日に開催されます。本イベントは教職員を対象とし、特異な才能を持つ子どもたちに必要な支援について共に考える貴重な機会です。
開催概要
- - 日時: 7月21日(土)10時から11時30分(11時から11時半は任意参加の相談会)
- - 開催形式: オンライン(Microsoft Teams)
- - 費用: 無料(事前申込が必要)
- - 対象: 主に国内の小中学校の教職員までも該当しますが、希望者はフリースクールの方も申し込み可能です。
参加申し込み
参加ご希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。申し込み締め切りは7月19日(木)です。
参加申し込みフォーム
開催の背景
sprinGが運営するオンラインコミュニティによる調査(N=93)では、特異な才能を持つ子どもの学校適応について「楽しく過ごせている」という回答がわずか3.3%で、45.1%が年間30日以上学校を欠席していることが明らかになっています。このように、特異な才能を持つ子どもたちに向けた具体的な支援策が不十分である現状が存在します。
目的と期待
本企画は、特異な才能を持つ子どもが学校教育の中で直面する難しさを理解し、支援方法を考える場です。特に、周囲の教職員が適切な指導方法を学ぶことは、子どもたちの学校での学びの機会を保つために必要不可欠です。
参加者には、児童精神科医や特別支援教育の専門家からのレクチャーがあり、質疑応答を通じて具体的な悩みを解消することを目指します。これは、教職員のみならず、支援を必要とする子どもたち自身にも重要な意味を持つ活動です。
ギフテッドプロジェクトsprinGについて
「sprinG」は、NPO法人ROJEが運営するプロジェクトで、特異な才能を持つ子どもたちとその保護者に居場所と情報を提供しています。2022年度設立以来、250家庭以上が参加しており、メタバースを利用した交流の場や、保護者同士のコミュニティ、専門家による勉強会が実施されています。
また、教職員向けの勉強会も新たに始められ、学校現場での支援強化を図っています。全体として、家庭や学校を含めたさまざまなアプローチが求められていますが、これらの活動を通じて、どのような課題が見えてくるのか注目されます。
ROJEの活動
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)は、「教育で未来をつくる」というビジョンのもと、様々な教育課題に取り組んでいます。ボランティア派遣、出前授業、災害支援など、教育分野での解決策を模索し続けています。
今後も、特異な才能を持つ子どもたちが学校での学びを継続できるよう、支援に取り組んでいくことが重要です。
本件に関する詳細については、下記の連絡先までお問い合わせください。
メール:
[email protected]
教育界に新たな風を呼び込むこの取り組みに、ぜひ多くの教職員の皆さまが参加されることを期待します。