持続可能なオフィスを目指すリサイクル実証実験
2026年に向けた『Office Plastic Recycling Project 2026』は、カウネットが主導し、コクヨ株式会社、トランスコスモス株式会社、森ビル株式会社などと協力し、オフィスから排出される複合プラスチックのリサイクルを推進する重要なプロジェクトです。ここでは、その背景や実証実験の詳細、展示会の概要をご紹介します。
背景:オフィスでのプラスチック問題
オフィスで使われるプラスチック製品の多くは、複数の材質が組み合わさった複合プラスチックで構成されています。これにより、環境への負荷を軽減するためのリサイクルが難しく、実際には多くが焼却や埋め立てに回されてしまっています。特にSDGsやESG経営が求められる現代において、この問題への対応が急務とされています。
カウネットは、これまでに使用済みクリヤーホルダーを再資源化するリサイクルサービスを展開してきましたが、さらに踏み込んだ対応が必要と判断し、本実証実験を立ち上げました。この取り組みは、持続可能なオフィス環境を実現するための基盤を築くことを目指しています。
実証実験の詳細:回収から再生までの流れ
『Office Plastic Recycling Project 2026』では、参加企業のオフィスから排出されるボールペンやテープのりなどの使用済み文具を回収します。回収後、これらのプラスチックは、製造パートナーの株式会社REMAREの施設で処理されます。
進められる工程では、色や素材ごとに計画的に粉砕され、溶解されて再利用可能な状態へと変換されます。REMAREの独自技術によって、リサイクル過程で廃棄物の色味を活かした「一点物の模様」のプラスチック板が製造され、このプロセスが透明化されることで、新たな持続可能な資源の流れが見えてきます。
この実証実験によって、リサイクルのボトルネックを特定し、社会全体に向けた提言を行っていきます。このような取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。
展示会のご案内:REMARE Plastic SUMMIT 2026 Exhibition
実証実験で得られた再生パネルは、2026年10月14日から16日にかけて、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」で開催される展示会『REMARE Plastic SUMMIT 2026 Exhibition』に出展されます。このイベントは、廃棄プラスチックの新たな可能性を探求する場であり、多くの企業やクリエイターと協力して進められます。
今回の展示では、日本のものづくりを代表する企業7社と注目のデザイナーが参加し、リサイクルプラスチックを実社会に実装可能な素材として認識させるためのプロトタイプが紹介されます。これにより、一般の人々にもリサイクルの重要性が伝わることを目指しています。
開催概要
- - イベント名: REMARE Plastic SUMMIT 2026 Exhibition
- - 開催期間: 2026年10月14日(水)〜10月16日(金)
- - 時間: 10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: コクヨ株式会社 東京品川オフィス「THE CAMPUS」1階