サントリー&ダイキン連携
2024-07-04 11:54:15

サントリーとダイキン、ダブル連結トラックで異業種連携による往復輸送を開始!

サントリーホールディングス株式会社、ダイキン工業株式会社、鴻池運輸株式会社、NEXT Logistics Japan株式会社の4社は、持続可能で生産性の高い物流の実現を目指し、ダブル連結トラックを活用した異業種製品輸送の往復輸送を2024年7月8日から開始しました。

この取り組みでは、サントリーの拠点(山梨県)から関西方面への製品輸送と、ダイキンの拠点(滋賀県)から関東方面への製品輸送にダブル連結トラックが使用されます。鴻池運輸の島田金谷スイッチセンター営業所(静岡県)を発着地として、ドライバーの交代が行われます。

ダブル連結トラックの活用により、10トントラック2台分の荷物を1人のドライバーで輸送することが可能になります。従来、1人のドライバーが関東・関西間の全行程を輸送する場合、1泊2日の行程となり拘束時間が長時間にわたっていましたが、中継拠点を設けることでドライバーは日帰り運行が可能となり、労働環境の改善が期待されます。

さらに、CO2排出量は10トントラック2台での輸送時と比べ年間約35%削減できる見込みです。

今後、同運行スキーム開始後の状況に応じて、運行便数の増加やダブル連結トラックの追加導入も検討していくとのことです。

この取り組みは、物流業界における効率化と環境負荷低減を同時に実現する画期的な試みとして注目されています。サントリーとダイキンの連携により、今後の物流業界にどのような変化をもたらすのか、今後の展開に期待がかかります。


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