日販テクシードとTrue Dataが手を組み、企業のDX推進を支援
日販テクシード株式会社(本社:東京都中央区、社長:藤澤 徹)は、このほど株式会社True Data(本社:東京都港区、社長:米倉 裕之)とのパートナー連携契約を締結したことを発表しました。この連携により、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる新たな施策が実現します。
昨今、企業のDXへの投資意欲は高まっていますが、一方で「魅力的なソリューションがあっても、予算が不足している」といった課題が浮上しています。特に、現在の予算がすでに決定している企業にとって、DX推進の原資を確保することは難題となっています。そこで、日販テクシードとTrue Dataが力を合わせることになります。
コスト削減を活かしたDX投資の実現
日販テクシードは、この連携を通じて、True Dataが提供する「間接材コスト適正化支援」を活用し、企業が間接材コストを削減できる方法を提案します。この取り組みによって生まれる原資を、成長につながるIT投資に振り向けることを目的としています。
True Dataの取り組みは、企業が経費領域における間接材のコストを適正化することを目指しています。具体的には、業務委託費や水道光熱費、消耗品費など、さまざまな品目群の調達を適正化し、持続可能な経営へと導いていきます。実際に、100万円のコスト削減は、営業利益率が5%の場合、売上2,000万円増に相当するため、その影響は計り知れません。
複数の業種での応用実績
True Dataの間接材コスト適正化支援は、400社以上にわたる実績があり、さまざまな業種において効果を上げてきました。コスト削減のデータ分析には、総勘定元帳などのデータを駆使し、効果的な分析を行うことで、企業は予算の枠を超えてDX推進を実現する道を切り開けます。
企業の生産性向上と競争力強化
日販テクシードは、今回提携したことでより多くの企業のDX推進に貢献することを目指しています。コスト削減で生まれた資金を活用しながら、企業の生産性や競争力を高める支援を行っていく方針です。
今後は、データとテクノロジーを駆使した企業の持続的な成長を促進し、いかにしてコスト削減を図りつつ、企業の成長を支えるかが重要なカギとなります。日販テクシードは、これらの施策を通じて、皆さまのビジネス課題の解決に寄与し続けます。
True Dataの概要
True Dataは、ドラッグストアや食品スーパーマーケットを対象とした年間規模5.5兆円の受領データなどを基にしたビッグデータプラットフォームを運営しており、多様な業種に対しても分析データを提供するサービスを展開しています。これにより、顧客のニーズを深く理解した商品戦略や、販促施策、広告最適化をサポートしています。
日販テクシードの概要
日販テクシードは、出版業界における豊富なIT活用の経験を持ち、広範な技術対応力を背景に顧客のビジネスニーズに応えています。流通業全般を対象としたワンストップサービスを通じて、DX実現へと導く取り組みを行っています。
この連携により、企業が抱える経済的なハードルを克服し、DXの推進をさらなる高みへと押し上げていくことが期待されています。