ケルヒャー ジャパン株式会社の更なる挑戦
ケルヒャー ジャパン株式会社は2025年に新たな挑戦を始動することを発表しました。今年は特に歴史的な年となり、90周年を迎える同社はさらなる成長を目指し、様々な取り組みを進めています。
経済環境の中での革新
昨今の経済は不確実性が増し、物価高や人手不足、そして環境問題が叫ばれています。これに伴い、清掃業界でも効率性と省力化が求められるようになりました。ケルヒャーはこのような変化に対応し、持続可能で革新的なソリューションを提供する姿勢を強化しています。
期待される成長と製品成功
2024年には家庭用及び業務用製品のオンラインチームが成功を収め、業務用清掃ロボットの売上目標も達成しました。また、特にマルチクリーナー「OC 3 Foldable」は、発売からわずか9か月で大ヒット製品となり、人気の高圧洗浄機と同等の販売実績を誇っています。これらの成長は、マーケティング戦略の効果も実感させてくれる結果となりました。
バックオフィスの強化
加えて、バックオフィスの運用も進化しています。東日本地域の物流拠点を統合した四街道倉庫の運用もスムーズに進行し、顧客サポートの質も向上しています。具体的には、コールセンターにチャットボットを導入し、SPE@Kシステムを利用することで、顧客への対応がより迅速かつ効率的になりました。
文化貢献に向けたプロジェクト
更に、佐賀県のユニークな情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、環境美化や文化貢献にも積極的に取り組んでいます。「ゴジラ対(つい)サガ」という新たなプロジェクトでは、ケルヒャーが名古屋本社の特別チームと協力し、岩屋川内ダムをキャンバスにした壮大なダムアートを制作しました。これは、清掃活動を通じた文化貢献の意義を強調するもので、地域との絆を深める好機となっています。
顧客の期待に応える姿勢
2025年も、ケルヒャー ジャパンは「カスタマーセントリック」の理念を大切にしつつ、革新的な製品とトータルソリューションの提供に努めます。業務用製品においては、アフターサービスを充実させ、業界での地位を強化することを目指します。家庭用製品については、オンラインとオフラインを融合させたプロモーションの強化や新たなパートナーシップの制度導入を進め、顧客との深いつながりを目指します。
結びに
本年も、引き続き皆様のご支援を賜りたいと考えています。ケルヒャーのこれからの挑戦が期待される中、私たちと共に成長を遂げる日々を楽しみにしています。
2025年 元日
ケルヒャー ジャパン株式会社 代表取締役社長 大前 勝己