保育施設向けICTシステム「CoDMON」の進化
株式会社コドモンは、保育・教育施設向けICTシステム「CoDMON」の新機能、「せんせいフォト」の大幅なアップデートを行いました。この新機能の導入により、保育者の負担がさらに軽減されることが期待されます。実際、保育施設での写真共有や販売は、保護者からの強いニーズに応える重要な業務の一つです。
AIアシスタント「せんせいフォト」とは?
「せんせいフォト」は、コドモンが提供するICTシステムの一部であり、撮影した写真データを自動で選択・補正し、保護者と共有することを目的としています。今回の機能強化では、以下の3つのポイントが新たに追加されました:
1.
写りの良い写真を均等に選択:AIが子ども一人ひとりの写真を均等に選定し、特定の子どもに偏らない配慮がなされました。
2.
顔スタンプ機能:掲載できない子どもには自動で顔隠しのスタンプが付与され、安全性が確保されます。
3.
写真の補正機能:明るさや色味を自動で調整し、より高品質な写真が共有されます。
これにより、保育者は写真を選ぶ手間が大幅に削減され、子どもたちと過ごす時間に集中できるようになります。
保護者のニーズと業務負担の関係
保護者が子どもを保育所に預けている時間、彼らは子どもの日常を知りたいという気持ちを持っています。遊びや制作活動の様子を記録に残すことは、保護者とのコミュニケーションを深める上で非常に重要です。一方、保育士にとっては、撮影した写真を整理し、共有する作業が業務負担の一因となっています。この「せんせいフォト」の導入により、こうした課題を解決し、保育士が本来の業務に専念できる環境を整えています。
「せんせいフォト」機能の詳細
「せんせいフォト」は、独自のAI技術を活用して写真業務を効率化するための多数の機能を備えています。具体的には、自動分類機能により、手作業での写真仕分けが不要になったり、クラス単位での振り分けがスムーズに行えるようになりました。また、特定の子どもの写真が少ないという声を未然に防げるよう、均等に写真を選び出す仕組みも組み込まれています。これらの機能は全て、保育士が日々の業務をより効率よく進められるように設計されています。
株式会社コドモンの取り組み
コドモンは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」という理念を掲げ、業界でのシェア拡大に努めています。保育施設向けのICTシステム「CoDMON」は、2024年の調査で業界シェアNo.1を獲得しました。園児情報や成長記録、指導案の管理、コミュニケーション支援機能など、様々なサービスを提供することで、保育士と保護者がより良い関係を築けるようサポートしています。
また、コドモンは保育施設向けのオンライン研修プラットフォームやECサービスも展開しており、保育士のスキルアップや物品の購入を支援しています。これらの取り組みを通じて、保育士が子どもたちと向き合う時間を確保し、質の高い保育ができる環境づくりを目指しています。
まとめ
今回の「せんせいフォト」の機能拡充は、保育・教育施設における写真共有業務を大幅に効率化します。保育士は、業務負担を軽減し、子どもたちとの大切な時間を持てるようになるでしょう。これにより、保護者との連携もさらに深まることが期待されます。今後もコドモンは、子どもたちの成長をより良く支えるための技術革新を進めていくことでしょう。