菰野町に新しい仲間が加わる!対話型AI「AIさくらさん」
菰野町役場では、この12月号の特集として新たに登場する「AIさくらさん」を紹介します。このデジタルの仲間の本名は「渋谷さくら」。誕生日は4月5日で、趣味はDIYやアイドル鑑賞だそうです。彼女の目標は「AIの力で世の中を笑顔にすること」。今後、菰野町役場での活躍が期待されています。
AIさくらさんの導入に向けたステップ
菰野町では、住民サービスの向上と業務の効率化を図るために、以下の3種類の「AIさくらさん」を段階的に導入する予定です。
1.
アバター接客対応さくらさん:2026年1月5日から役場の東玄関に登場予定です。
2.
AI電話対応さくらさん:2026年2月からことによる電話対応が開始されます。
3.
AIチャットボットさくらさん:同じく2026年2月頃からチャットボットとしての活動が始まる予定です。
このように、役場窓口や電話、オンラインでの問い合わせに対応し、町民の皆さんをしっかりとサポートしていきます。
AIの理解を深める
AI(人工知能)は、人間の思考や判断を模倣するコンピューターの仕組みです。以前のコンピュータは決まった計算しか行えませんでしたが、AIは大量のデータを基にパターンや法則を読み解き、予測や判断を行うことができます。
菰野町では、載客ニーズに合わせて効率的な配車を行う「のりあいタクシー」にもAIを導入し、住民の交通手段をより便利にしています。
生成AIの役割
最近注目されている生成AIは、従来のAIが用意された答えを探すのに対し、新たな文章や情報を自ら創出することができる点で大きな違いがあります。今回導入されるAIさくらさんは、すでに多くの自治体で実績のあるノウハウを基礎にした独自AIエンジンを採用しており、最新の生成AI技術も取り入れています。
これにより、役場業務に関する幅広い質問に対して、迅速かつ分かりやすい回答を提供できるようになります。職員が行っていた定型的な問い合わせをAIさくらさんが担当することで、より専門的な相談や対応へと集中できる環境が整います。
DMM.comからの支持も
特集記事では、地域活性化起業人として菰野町に関わる合同会社DMM.comの菊地康宏さんへのインタビューも掲載しています。菊地さんは、「AIを活用することで、自分の情熱を発信できるようになる」と語りながら、AIが町民の日常に役立つ存在として定着することを願っています。
彼は「菰野魂」を大切にしながら、今後も多面的な利用を進めていきたいと話しています。
未来に向けた挑戦
AIさくらさんは、町民の生活をより快適にするために、積極的に活動していく方針です。菰野町では今後もAI技術を駆使した新しい行政サービスの形を模索し続け、地域活性化へ貢献していくことを目指しています。
『広報こもの』12月号では、AIさくらさんに関する詳細情報を特集しており、町の文化活動や地域の魅力も満載です。ぜひご覧ください。
どこで見られる?
広報こもの12月号は、町内様々な場所や公式ウェブサイトでも閲覧可能です。AIさくらさんについての詳細や今後の仕事について、ぜひ確認してみてください!