アスエネ、ESG評価クラウド「ASUENE ESG」の多言語対応を強化
アスエネ株式会社は、ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」に新たに韓国語、ドイツ語、インドネシア語、フランス語の4言語を追加し、利用可能な言語が11となりました。この施策により、企業はグローバルなサプライチェーンを持つ際のESG経営をより効率的に推進できるようになります。国際的なサステナビリティ基準の整備が進む中、企業はもはや国内市場にとどまらず国境を越えた対応が求められています。
多言語対応の背景
近年、サステナビリティに関する国際的な基準が急速に整備されており、企業のESG情報開示に対する要求が高まっています。特にISSB(国際サステナビリティ基準審議会)が策定した基準は、2024年度からの適用が予定されています。EUでも2024年から企業サステナビリティ報告指令(CSRD)が施行され、大企業のみならず中小企業にもESG情報の開示が義務付けられるようになります。このような国際的な動きは、特に製造業やサプライチェーンが複雑な業種に大きな影響を与えています。
APAC地域でもESG情報開示の規制が強化されており、国際的な基準に基づく情報開示が求められています。これによりアジアの企業は、機関投資家や市場からの需要に応えるため、より透明性のある運営が必要となっています。アスエネは、このような市場のニーズに応えるために「ASUENE ESG」の多言語バージョンを開発しました。
ユーザーからの要望に応える
アスエネでは、特に海外に拠点を持つ企業から「共通のサービスを使いたい」との要望が寄せられていました。現地の担当者が直接アンケートに回答できる環境を整えることで、企業はより詳細かつ正確なESG経営を実現できると考えています。今回の多言語化によって、より多くの国々で「ASUENE ESG」を利用できるようになったことで、サプライチェーンにおけるESGリスクを評価する際の効率性が向上します。
「ASUENE ESG」の機能
「ASUENE ESG」は、サプライチェーンのESG経営を可視化するツールであり、GRIや国連グローバル・コンパクトに基づくアンケートを通じて、リスク評価を行います。企業はこのプラットフォームを通じて持続的な調達活動を行うことができます。多言語対応によって、CSR調達アンケートやESGデータの効率的な収集が可能になるため、グローバルなビジネス環境でも競争力を維持できます。
スマートなESG経営のシステム化
アスエネのESG評価プラットフォームは、企業にとって不可欠なツールとなりつつあります。持続可能な社会を築くために、企業はESG経営に取り組む必要があります。「ASUENE ESG」は、その実現に向けての第一歩を提供するサービスとして、今後も進化を続けていくことでしょう。
アスエネのウェブサイトには、サービスの詳細や導入事例が掲載されています。国際的なESG基準に準拠した経営を目指す企業は、ぜひとも「ASUENE ESG」を活用してみてはいかがでしょうか。