ルイ・ロブションの新店
2023-04-25 10:10:01

ルイ・ロブションが手がける焼菓子店が芦屋にオープン!

芦屋に誕生した新たなスイーツスポット



2023年4月28日、芦屋に焼菓子専門店『Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon』がオープンしました。この店は、著名なシェフ、ジョエル・ロブションの子息であるルイ・ロブションがプロデュースした世界初の店舗で、彼のルーツや理念が色濃く反映されています。

ジョエル・ロブションの精神


父、ジョエル・ロブションは、「フレンチの巨匠」として知られ、ミシュランの星を数多く有していました。その精神を受け継いだルイ・ロブションは、この焼菓子店の立地を選ぶ際、芦屋の歴史に着目しました。この地はかつて「精道村」と呼ばれ、名のとおり、純粋で優れたものを意味し、ルイにとっては食と職人の心意気を表す土地でもあります。

約25種類の焼菓子をラインナップ


『Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon』では、フランス・ポワティエの伝統的な洋菓子「トゥルトー」や、青のり、喜界島産の黒糖、くるみを使った「フィナンシェ」、芋焼酎を用いた「モワルー」、高級ラム酒を使った「カヌレ」など、約25種類の焼菓子が用意されています。特に、フレンチシングルモルトの香りが漂う「フォンダンショコラ」は一押しです。

併設された工房では、焼き立てのフィナンシェやマドレーヌを提供し、ECサイトでの販売も予定されているとのこと。ルイは、厳選した焼菓子に合うワインやシャンパンも取り揃え、お客様の多様なニーズに応えるつもりです。

高級バターの魅力


フィナンシェやマドレーヌ、モワルーの製造には、フランス産の高級バター「パンプリーバター」が使用されています。このバターは、品質認証制度「A.O.C」を獲得しており、三つ星シェフたちが愛用する逸品です。その風味豊かな味わいや、香ばしいノワゼットの香りが特徴です。

ルイは、「パンプリーバター」を使った新たなスイーツとしてロールケーキも開発中。濃厚なバターの旨みを存分に味わえる一品です。伝統的なフレンチスイーツの枠を超え、和の要素も取り入れた多彩なラインナップで、訪問者の心をつかむことでしょう。

ルイ・ロブションの背後にある歩み


ルイ・ロブションは、父の影響を受けながらも日本人の母の影響を受け、両国の文化や味覚を融合させてきました。福岡での幼少期、パリでの高校生活、そして慶應義塾大学で学んだ経験が、彼の食に対する感性を培ってきました。ワインや日本酒に関する事業も展開しており、その広範なネットワークを駆使して、日本と世界をつなげる架け橋として活動しています。

新たにオープンした焼菓子店は、そんな彼の新たな挑戦のスタートラインと言えるでしょう。

店舗情報


  • - 店名: Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon
  • - 場所: 兵庫県芦屋市船戸町1-6
  • - 営業時間: 10時~20時
  • - 電話番号: 0797-23-0233
  • - 定休日: 不定休
  • - 店舗面積: 15坪
  • - 客単価: 約2,000円
  • - WEBサイト: lagare-louis-robuchon.com

この店舗を訪れれば、ルイ・ロブションの独自の焼菓子を楽しむことができると同時に、食文化の深さと心意気を感じられるでしょう。ぜひ立ち寄ってみてください。

会社情報

会社名
ロブション・ジャパン株式会社
住所
福岡県福岡市博多区千代3-49-8
電話番号

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