帝国ホテル支配人、現代の名工に
2024-11-18 10:16:12

帝国ホテル「嘉門」支配人、野尻誠氏「現代の名工」に選出!卓越したサービス技術が評価される

帝国ホテル「嘉門」支配人、野尻誠氏「現代の名工」に輝き!



帝国ホテル東京の鉄板焼レストラン「嘉門」の支配人、野尻誠氏が、令和6年度厚生労働省認定「現代の名工」を受賞しました。55歳にして、長年の経験と卓越した技能、そして後進育成への貢献が評価された快挙です。

30年以上のキャリアと「和魂洋才」の精神



野尻氏は1991年、帝国ホテルに入社以来、レストランサービス一筋。フランス料理「ラ・ブラスリー」、メインダイニング「レ・セゾン」など、帝国ホテルの主要レストランで支配人を歴任しました。現在は、「嘉門」で、フランス料理の技術を日本の鉄板焼きに融合させた「和魂洋才」をコンセプトにしたサービスを提供しています。

「現代の名工」選出の理由:卓越したワゴンサービスと人との繋がり



「現代の名工」の選考においては、野尻氏の高い演出効果を持つワゴンサービス技術だけでなく、お客様とのコミュニケーション能力も高く評価されました。審査員を務めた技能グランプリでは、時代背景を踏まえた実技課題の設定にも携わり、ワゴンサービスにおけるフランベや、チキンや鴨のデクパージュといった高度な技術の伝承にも貢献。全国のサービス技術向上に寄与したことが認められました。

受賞へのコメントと今後の展望



野尻氏は受賞に際し、「この度は大変光栄に思います。関係者各位、職場の皆様に感謝申し上げます」と喜びを語りました。さらに、「レストランサービスは、料理を運ぶだけでなく、お客様により華やかな演出を提供する役割を担っています。デクパージュやフレイミングといった技術で、料理に付加価値を付け、お客様に最高の体験を提供したいと考えています。今後も研鑽を続け、後進の指導育成にも尽力してまいります」と抱負を述べました。

輝かしい経歴と受賞歴



野尻氏のキャリアは、帝国ホテルでの数々のレストランでの勤務経験のみならず、受賞歴にも裏付けられています。2007年には「第24回技能グランプリ」で金賞を受賞し、厚生労働大臣賞も受賞。2022年には東京都「東京マイスター(東京都優秀技能者知事賞)」も受賞するなど、その高い技能は広く認められています。

帝国ホテルの伝統と革新を繋ぐ存在



野尻氏の「現代の名工」受賞は、帝国ホテルの伝統と革新を象徴する出来事と言えるでしょう。長年に渡る経験と、常に進化を続けるサービスへの情熱が、日本のサービス業界に大きな影響を与えることは間違いありません。今後の活躍にも期待が高まります。

野尻誠氏略歴



生年月日:1969年5月1日
出身地:東京都中央区
出身校:東京観光専門学校(現・専門学校東京ホスピタリティ・アカデミー)
経歴:帝国ホテル入社後、様々なレストランで勤務。2024年4月より「嘉門」支配人。

帝国ホテル「嘉門」



帝国ホテル東京にある鉄板焼レストラン「嘉門」は、厳選された食材と、熟練の技による最高の鉄板焼きを提供しています。野尻氏のもと、更なる進化を遂げ、日本の食文化を牽引していくでしょう。


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会社情報

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