プロトコーポレーション 新たな代表取締役社長に白木享氏
株式会社プロトコーポレーションは、2025年6月30日開催の定時株主総会終了後、臨時取締役会において代表取締役社長が異動することを発表しました。この度、新たに就任するのは、白木享氏です。これにより、長年の実績と新たな力をもって、さらなる企業の成長を目指していく所存です。
新代表取締役社長 白木享氏の経歴
白木享氏は愛知県出身で、現在55歳。1998年にプロトコーポレーションに入社し、そこからIT業界で27年間の経験を積んできました。特に、インターネットの黎明期に「グーネット」という車情報プラットフォームの開発に携わり、現在では国内最大級の関連サイトへと成長させました。この成功は、彼のリーダーシップと技術力、そしてマーケティングセンスの賜物と言えるでしょう。
さらに、2007年からは株式会社プロトソリューションの社長を務め、同社の成長をリード。沖縄バスケットボール株式会社では、琉球ゴールデンキングスを日本のプロバスケットボールリーグB1の代表的な球団に育て上げました。その豊富な経験は、プロトコーポレーションにとって非常に価値あるものです。
新たなビジョンと事業戦略
白木氏は、新代表取締役社長に就任するにあたり、経済的事業と社会的事業の2つの柱を中心に、8つのフィールドで新生プロトコーポレーションを導く意気込みを語りました。「経済的事業」では、利益を継続的に獲得するためのモデルを構築し、企業と消費者の情報の日非対称性を解消することを目指しています。一方、社会的事業は、日本社会が直面する課題の解決を目指し、「儲けるためだけでなく、社会を良くすること」を目的として展開されます。
これらの活動の中で、特に重要なのは「循環経済の創造」に注力する点です。白木氏は、企業の責任として、持続可能な社会を志向し、その実現に向けた様々な課題に挑戦し続けると述べています。
経営理念と今後の成長
白木氏は、今後もプロトコーポレーションの社員が持つ強力なタレント力とともに、企業の経営理念「挑戦を未来の力に変え、夢と感動楽しい!」を実現すべく、社会貢献に努めることをお約束しました。また、全てのステークホルダーと共に「チェンジングカンパニー」として変革を続け、さらなる成長を目指す所存です。
プロトコーポレーションは、これからの時代に求められる企業の在り方を見据え、持続可能な成長と社会貢献の両立を追求していくことでしょう。新たな社長のもと、企業の未来がどのように変わっていくのか、私たちも注視していきたいですね。