岐阜大学の篠田朝也教授がフォーバルのアドバイザリーボードに就任
株式会社フォーバルがこの度、岐阜大学社会システム経営学環の篠田朝也教授とのアドバイザリー契約を締結したという重要な発表を行いました。フォーバルは、経営支援サービス「きづなPARK」を運営し、中小企業の成長を促進することを目的としています。
フォーバルの理念『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』に基づき、企業が持続可能な成長を遂げるための支援をしております。その中で、篠田教授は管理会計の専門家として企業ドクターの役割を果たし、中小企業の経営情報に関する分析を行います。フォーバルと篠田教授は、定期的にミーティングを実施し、ESG経営と業績の関連性についての議論を深めていく予定です。
ESG経営の重要性
環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みは、企業にとって避けられない要素となっています。近年、多くの企業がESG経営を実施し、その成果を可視化することで社会的な貢献を強調しています。フォーバルは、中小企業がこの流れに遅れないよう、非財務情報の活用を通じた基盤構築を目指しています。篠田教授の専門知識を生かし、これらの情報を分析することで、企業価値の向上を図ります。
篠田教授は、京都大学大学院で経済学を学び、博士(経済学)の学位を取得しました。その後、滋賀大学、北海道大学で教鞭を執り、現在は岐阜大学社会システム経営学環の教授として多くの学生を指導しています。教授は、経営戦略や情報活用に関する強い専門性を持っており、企業の経営課題に対して独自のアプローチを提供できる立場にあります。
企業ドクターとしての役割
フォーバルは中小企業を支える「企業ドクター」(次世代経営コンサルタント)グループとして活動しており、経済的価値の創出と社会的価値の両立を目指しています。これは、地域社会や企業間の協力を通じて、持続可能な経済基盤を築く試みであり、ESG経営の実践を通じて達成されます。
篠田教授とのパートナーシップにより、フォーバルはデータ分析の精度を高め、ESG情報を基軸に企業価値を向上させ、地域社会への貢献を一層強化することが期待されています。
株式会社フォーバルの概要
フォーバルは1980年に設立され、東京都渋谷区に本社があります。資本金は41億50百万円で、証券コードは8275です。中小企業に特化した多様なコンサルティングサービスを提供し、情報通信、海外進出、環境問題、人材教育、事業承継の各分野において、専門的な支援を行っています。政府の掲げる4つの原動力に従い、地域社会との連携を図りながら、DXやGX人材の育成を目指す「F-Japan」構想を推進中です。
このように、篠田教授の加入によってフォーバルのアプローチに新たな専門性が加わることにより、より一層の成長が期待されると言えるでしょう。今後の展開に注目です。