ギフトパッド、三菱UFJ信託銀行との提携で株主優待制度をDX化した新サービスを開始

ギフトパッドが三菱UFJ信託銀行とともに新たな株主優待サービスを開始

株式会社ギフトパッドは、三菱UFJ信託銀行と提携し、株主優待制度のデジタル化を図る『デジタル優待サポートサービス』を2025年4月より導入することを発表しました。この新サービスは、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援することを目的としています。

背景と目的

ギフトパッドは、これまでにeギフトサービス『Giftpad ticket』を通じて、株主優待業務のDXを先導してきました。オリジナルWEBカタログの作成やデジタル優待券の提供、株主アンケートの実施など、株主優待制度に必要な業務に広く対応してきたのです。三菱UFJ信託銀行は、証券代行業務において国内トップクラスのシェアを持ち、上場企業のSR/IR活動を長年支援してきた実績があります。この提携により、株主対応をより強力にサポートし、企業の持続的な成長を支援する新たなプラットフォームを提供することが可能となりました。

新サービスの特徴

1. デジタルレポートの提供

この新サービスでは、株主優待制度に関するレポートやデータ分析がデジタル化されます。株主の優待品申込状況をリアルタイムで把握できるため、最終集計後のサマリーレポートや収集したデータのダウンロードも可能になり、優待品の満足度向上につながるはずです。

2. より便利なWEBサイト

株主向けのWEBサイトも自社専用サイトとしてカスタマイズでき、アンケート機能も強化。こうした機能により、株主の属性情報や申込情報、Webアンケートのデータを蓄積し、年度ごとの分析に活用できます。

3. 環境への配慮

デジタル化により、株主優待品の申込書や現物優待品の輸送が減少し、カーボンニュートラルの推進にも寄与します。これによって企業は、環境負荷を軽減しつつ、株主にとっても利便性の高いサービスを提供することができるようになります。

受けられるメリット

この新サービスを利用することで、企業は株主優待の受付や配送事務作業を大幅に軽減できると同時に、優待品のデジタル化による株主の利便性向上が実現します。また、これまで『Giftpad ticket』サービスを利用している企業は新サービスを順次導入できるため、これまでの投資を活かした形でさらなる成果を期待することができます。