大阪の新ダイビルが再生可能エネルギーを導入
ダイビル株式会社が、新ダイビルにおける再生可能エネルギーの導入を発表しました。脱炭素社会への取り組みとして、2026年4月から大阪ガス株式会社の代理店であるDaigasエナジー株式会社とオフサイトコーポレートPPA(電力販売契約)を締結することが決まりました。
オフサイトコーポレートPPAとは?
オフサイトコーポレートPPAとは、再生可能エネルギーを発電する事業者と電力購入者が、発電所の敷地外で供給される特定の電力に関する売買契約を事前に結ぶもので、一般の電力系統を介して電力を受け取ります。今回の契約においては、ダイビル専用の新しい太陽光発電設備を設置し、CO2を排出しないエネルギーを安定的に供給していく予定です。これによって、環境への負荷を軽減することが期待されています。
環境への取り組み
ダイビルグループは、既に「グループ行動規準」の中で環境問題への取り組みを掲げており、省エネルギーやリサイクルの推進、CO2フリー電力の導入といった活動を行っています。オフサイトコーポレートPPAの導入によって、これまでの取り組みをさらに強化し、脱炭素社会の実現を目指す姿勢を強化します。
新ダイビル建築について
新ダイビルの建設は2015年3月に完了し、地上31階、地下2階、塔屋3階という規模を誇ります。所在地は大阪市北区堂島浜1-2-1で、事務所や店舗、駐車場が含まれています。延床面積は77,388㎡(約23,410坪)という広大なスペースを持っており、地域の重要なビジネス拠点として機能しています。
未来への期待
ダイビルの新たな取り組みは、企業としての社会的責任を果たしつつ、持続可能な開発目標を実現する一環として位置づけられています。このような活動が広がることで、企業の環境対応が進み、ひいては地域や社会全体の環境意識を高めることにつながるでしょう。
ダイビルが示すビジョンは、今後の企業活動においても重要な指標となることが期待されます。再生可能エネルギーの安定供給を受け、企業の成長を維持しながらも、持続可能な社会を実現するための礎を築く施策となることでしょう。