名古屋競輪場に新たなBMXレースコースがオープン！

名古屋競輪場の隣に、国際基準を満たすBMXレースコースが新たに誕生します。このコースは、株式会社JPFが名古屋競輪組合と提携して整備し、2025年8月30日（土）に開設式典が行われ、翌日の8月31日（日）からは一般利用が可能となります。

BMXレーシングの魅力

BMXレーシングは、自転車競技の一つであり、起伏やバンクのあるコースを複数の選手が同時に走行し、順位を競うアクション満載のスポーツです。必要なスキルは瞬発力やバランス感覚、そして戦略性です。この競技はオリンピックでも取り上げられており、世界中の様々な世代の人々に愛されています。特に幼少期から始めることで、運動能力の基礎作りにも寄与します。

新たな施設の運営方針

この新しいBMXコースは、以下の三つの柱を中心に運営されます。

1. サイクルスポーツの振興: 本施設では、初心者向けのBMX体験会を定期的に開催し、また安全な乗り方を学ぶプログラムも実施されます。これにより、様々な世代が気軽に自転車やBMXに触れる機会が広がります。
2. 未来のアスリート育成: JCF（公益財団法人日本自転車競技連盟）の理念に基づき、小さな子どもたちにBMXやオフロードの競技に親しむ機会を提供します。運動能力が成長する時期の子どもたちに最適な環境を整え、将来の競技者としての道を開きます。また、名古屋競輪場の「サイクルクラブ」と連携することで、選手の育成とトレーニング支援も行います。
3. 国際・国内大会の実施: 国内での主要大会を誘致し、2025年11月には「2025アジア自転車競技選手権大会－BMXレーシング」を開催予定です。このコースは、名古屋から世界レベルの競技拠点として成長することが期待されています。

経営責任者のコメント

代表取締役の渡辺俊太郎氏は、競輪の持続的発展を目指し、この施設を自転車競技の普及拠点として活用することに力を入れると述べています。また、BMXが子どもたちにとって親しみやすい競技であることから、多くの若い世代が自転車競技に触れることができる機会を提供したいとのことです。

開設式典と利用案内

開設式典は2025年8月30日（土）に行われ、一般来場者は9時から入場可能です。供用開始は8月31日（日）からで、利用料金は一般が2000円、大学生・高校生1500円、中学生以下1000円となっており、月曜日と火曜日が休場日になります。

名古屋競輪場のBMXレースコースは、地域にとって新しいスポーツ文化の発展の場となることが期待されており、自転車に興味ある人々にとって魅力的なスポットになるでしょう。行ってみる価値大です！