一穂ミチの新作『恋とか愛とかやさしさなら』が、2023年10月30日に小学館から発売されることが発表されました。この作品は、著者の直木賞受賞第一作となる重要な作品であり、彼女の新たな創作の旅の出発点です。
作品概要
本作は、恋愛の複雑さや人間関係の微妙な感情をテーマにした物語です。カメラマンである主人公・新夏は、交際5年目を迎えた彼氏・啓久からのプロポーズに胸を躍らせます。しかし、その幸せな瞬間は長くは続きません。プロポーズの翌日に起こった衝撃的な事件が、彼らの関係に大きな影響を及ぼしてしまうのです。
その事件とは、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したというもの。この出来事は新夏の心に疑念を抱かせ、彼女は信じることの難しさ、許し、愛することの意味を問い直すこととなります。男と女の欲望が交錯する中で、さらに深い愛の真実に迫る新境地の恋愛小説として、多くの読者を魅了することでしょう。
特設サイトオープン
本書の発売を記念して、特設サイトも本日開設されました。ここでは、作品に関する情報やコンテンツが今後順次追加されていく予定です。読み進めるほどに引き込まれるこの作品の魅力を、ぜひ特設サイトでチェックしてください。
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著者について
一穂ミチは2007年に debut作『雪よ林檎の香のごとく』で作家デビューを果たしました。彼女は『イエスかノーか半分か』などの人気シリーズで知られ、近年では『ツミデミック』という作品で第171回直木賞を受賞するなど、その実力を証明しています。彼女の作品には常に新しい視点と深い人間ドラマが描かれており、多くの読者に支持されています。
まとめ
『恋とか愛とかやさしさなら』は、恋愛というテーマを通じて人間の心の奥深くに迫る作品です。信じるとは、許すとは、愛するとは何かを問いかけるこの作品は、今後の読書リストに加えるべき一冊と言えるでしょう。発売日を楽しみに待ちつつ、一穂ミチのこれまでの作品にもぜひ目を通してみてください。
定価は1,760円(税込)で、ページ数は240ページとなっています。本書のISBNは978-4-09-386739-9です。2024年10月30日、小学館からのリリースをお見逃しなく!