都市養蜂プロジェクト
2025-05-27 14:23:19

ザ・サウザンド京都の都市養蜂プロジェクトが5周年を迎える

ザ・サウザンド京都の都市養蜂プロジェクト5周年



京都市下京区に位置するフラッグシップホテル「ザ・サウザンド京都」が、今年で都市養蜂プロジェクトを開始して5年を迎えました。このプロジェクトは、毎年春と秋にミツバチからはちみつを採取する取り組みです。最初の採蜜は2025年5月15日に行われ、初夏の恵みが楽しみです。

都市養蜂の魅力


ホテルの屋上で飼育されているミツバチたちは、周囲の植物から多様な花粉を集め、その結果できるはちみつは「百花蜜」と呼ばれています。我々のミツバチは、半径2〜3キロの範囲から蜜を集めており、京都駅周辺の公園や寺社、家庭菜園など、地域の豊かな自然に恵まれた環境で生活しています。

ミツバチは生態系にとって非常に重要な存在です。このプロジェクトでは、生物多様性の保全を目指し、ミツバチの飼育を通じて、地元の食材としてのはちみつの提供も行っています。地産地消を意識し、ホテル内のレストランや瓶詰にすることで、訪れるお客様にも直接届けています。

プロジェクトの取り組み


プロジェクト担当の和田麻璃奈さんは、「良い天気が続くと、毎年この時期にはたくさんのはちみつが集まりますが、それでも一匹のミツバチが一生で作るはちみつはティースプーン一杯分と限られています。この貴重なはちみつを皆さまに楽しんでいただけることがとても楽しみです」と語ります。

また、ミツバチが果たす役割についても触れています。植物の受粉には欠かせないミツバチは、香りに誘われて花を訪れ、花粉を運ぶことで植物の種子作りに寄与しています。これにより、なんと多くの作物がミツバチに依存しているそうです。

SDGsと環境への貢献


「ザ・サウザンド京都」は、SDGs(持続可能な開発目標)に基づいた取り組みも行っています。「BioStyle Project」というプロジェクトを通じて、循環可能な社会を目指し、健康的で持続可能なライフスタイルを提案しています。具体的には、気候変動への対策として、ミツバチを育てることが植物の繁栄に寄与し、さらに二酸化炭素を吸収し酸素を生み出すという良い循環を生み出しています。

また、陸の豊かさを守るためにも、ミツバチの存在が重要であり、彼らの活動が生態系を維持することにつながっています。このような取り組みは、ホテルだけでなく地域全体に良い影響を与えています。

プロジェクトの今後


このプロジェクトは、2021年5月25日に始まり、現在では4つの巣箱に約40,000匹のセイヨウミツバチが飼育されています。京阪ホテルズ&リゾーツの様々な地域活性化活動の一環として、地元とのつながりを強化し、地域社会への貢献を続けていくつもりです。「TAGAYASE PROJECT」と呼ばれるこの活動には、地域環境保全や地元産業の育成も含まれており、今後も積極的な取り組みが期待されます。

このような活動を通じて、ザ・サウザンド京都はお客様に新しい心地よさを提供し、持続可能な未来を実現するための取り組みを進めてまいります。ホテルに泊まる際には、ぜひこの魅力的なはちみつを味わってみてください。


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会社情報

会社名
京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社
住所
京都府京都市下京区東塩小路町570番
電話番号
075-351-0337

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