静岡銀行、PHONE APPLI PEOPLE導入で業務効率化を実現
静岡銀行が株式会社PHONE APPLIの「PHONE APPLI PEOPLE」を導入し、全店での活用を開始しました。このシステムには約4,500名の従業員が関与しており、業務の効率化やコミュニケーションの質向上に寄与しています。この記事では、「PHONE APPLI PEOPLE」の導入背景や具体的な効果について詳しく見ていきます。
導入の背景
静岡銀行は「地域とともに夢と豊かさを広げます」という理念をもとに、地域社会の成長を支援しています。その一環として、より高品質なサービスを提供しつつ、業務の効率化を図るために「PHONE APPLI PEOPLE」の導入が決まりました。従来のスマートフォン向け電話帳はMDMで管理されていましたが、情報の反映に遅れが生じるなどの課題がありました。これを受けて、2022年にスマートフォンの更新を機に、「PHONE APPLI PEOPLE」を導入することにしたのです。
導入効果と活用の広がり
1. スマートフォン内線通話の普及
クラウドPBXサービス「ConnecTalk」と「PHONE APPLI PEOPLE」が連携し、スマートフォンでの内線通話が日常的に行われるようになりました。これにより、従来の固定電話に頼る必要がなくなり、部署や役職を越えたダイレクトなコミュニケーションが促進され、業務のスピードが飛躍的に向上しました。
2. 短時間での連絡先把握
「PHONE APPLI PEOPLE」では、担当業務や組織情報が常に更新されています。異動後も誰がどの業務を担当しているのかが即座に検索可能となり、業務の連携がスムーズに進むようになりました。
3. Microsoft 365とのシームレスな連携
このシステムは、Microsoft 365との統合されており、Outlookの予定表やTeams、プレゼンス情報が「PHONE APPLI PEOPLE」から確認できるため、相手の状況に応じた最適な連絡手段を選ぶことが可能です。これにより業務の中断が減少し、さらに迅速な対応が可能となりました。
利用定着の理由
「PHONE APPLI PEOPLE」が静岡銀行で定着した理由は、単なる電話帳機能を超えた情報基盤の提供です。全行員の情報を常に最新に保っており、連絡先の検索だけでなく、業務の問い合わせや相談、組織内の連絡までもが一元化されています。これにより、「とりあえずPA PEOPLEを開けばなんとかなる」という安心感が生まれ、利用率は驚異の96%に達しました。
利用者の声
導入当初は他のツールでも良いのではないかと考えた社員も、「今では手放せない存在」と評価しています。業務の効率化が進んだことを実感している声が多数上がっており、さらなる機能拡充に期待する声も聞かれています。
今後の展望
静岡銀行は、「PHONE APPLI PEOPLE」の利用をさらに拡大し、業務の効率化を進める計画です。人事データベースや他の業務ツールとの連携を強化し、情報の一元管理や自動化を進めていく意向です。これにより、担当者の工数ターゲットを減らすことが期待されています。
PHONE APPLIは、静岡銀行との関係を深め、「働き方の最適解」を追求し続けるパートナーとして、継続的な改善やアップデートを提供していく予定です。
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会社概要
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