医薬品の価値を向上させるためのRWE活用法を学ぶウェビナー開催

RWEを活用した医薬品の価値向上ウェビナー

2024年10月8日、株式会社データックとmMEDICI株式会社の共催ウェビナーが開催されます。このセミナーは、「プロダクトライフサイクルを通じてRWEを駆使し、医薬品の価値を向上できる組織づくり・教育のノウハウ」というテーマのもと、製薬企業が直面するさまざまな課題解決に向けたノウハウが共有されます。

背景とニーズ

近年、製薬業界ではリアルワールドエビデンス（RWE）やデータベース研究が注目を集めています。これにより、医薬品の評価や治療効果をより実践的に計測できるようになっています。しかし、多くの企業では、以下のような課題が浮き彫りになってきています。

- 知識の不足: 疾患や医薬品に関する知識が不足しており、研究の方向性が確立できない。
- 部門間の連携不足: メディカル部門には疫学の知識が欠けているため、部門同士の協力が難しい。
- 教育の課題: データベース研究についての座学を繰り返しても、実際のプロジェクトでの経験がなければ、効果的なスキルを習得するのが難しい。

また、疾患や製品に関わるチームメンバーからは、データベース研究を企画する際の「タイミング」や「関係者とのコミュニケーション」に対する悩みも寄せられています。

ウェビナーの内容

このウェビナーでは、外資系製薬企業での教育と組織作りに豊富な経験を兼ね備えたmMEDICI株式会社のCEO、廣瀬直紀氏がスピーカーとして参加します。彼は、RWE創出のための組織体制や社内教育の重要性、さらに質の高いデータベース研究を実現するための承認プロセスについて講演します。

また、データックの代表、二宮英樹医師による講演も予定されており、実践的なスキルの獲得や委託先とのパートナーシップを通じた組織実行力の強化について触れる予定です。