農業の新たな挑戦:玄米サブスク「mybrown」と島根の農家の契約
最近、株式会社オーレックホールディングスが提供する玄米サブスクリプションサービス「mybrown」が、島根県安来市にある「鷹入山ブラザーズ 小竹班」と新たな契約を締結したことが発表されました。この契約の背景には、玄米の魅力と無農薬で手がけられる農業の可能性があります。
「mybrown」について
「mybrown」は、消費者に新鮮でおいしい玄米を提供することを目指したサブスクリプションサービスです。農業機械のメーカーであるオーレックホールディングスが、70年以上にわたった農業との関わりの中から生まれました。「あなたのカラダは大切にする価値がある」ことをブランドコンセプトに掲げ、契約した農家から直接送られてくる玄米を楽しむことができます。
新たな契約農家「鷹入山ブラザーズ 小竹班」
契約を持つ「鷹入山ブラザーズ 小竹班」は、代表の小原浩詠氏が運営する農家です。陸上競技で日本一に輝いた経歴を持つ小原氏は、農業を「競技」と捉え、高品質なお米作りに挑戦しています。彼は、動物性堆肥を用いないオリジナルの循環農法を採用し、環境にやさしい米作りを実践しています。この農法は、科学的なアプローチを行うだけでなく、実際の地元の資源を活用した独自の堆肥作りが特徴です。
循環農法の魅力
鷹入山ブラザーズでは、刈り取ったアゼ草を利用し、地元の醤油屋さんの搾りかすを元に自家製の堆肥を作ります。この取り組みにより、土の微生物が活性化し、農薬や化学肥料を使用しなくても健康的な土壌が築かれます。これによって育まれるお米の味は格別です。
澄んだ水と風土
「鷹入山ブラザーズ 小竹班」のある安来市は、自然豊かな環境で知られています。特に、「鷹入の滝」という名水が湧き出る場所に位置し、その清らかな水は稲の成長を助けています。また、太陽の光と風に恵まれたこの場所で育つお米は、豊かな風味を持っています。
品質管理と収穫
収穫後の処理も重要なポイントです。乾燥工程では、水分計を使用して少しずつ水分を調整し、色彩選別機で虫食い米を徹底的に排除します。これにより、極上のお米を消費者に届けられるのです。
「mybrown」の実績
「mybrown」では、全国約20軒の契約農家から、多様な玄米が提供されています。各農家が採用する栽培方法は、農薬や化学肥料を使用しない自然な方法が多く、健康志向の高い消費者に支持されています。サブスクリプション形式だからこそ、毎月違ったお米を楽しむことができるのも魅力です。
結論
オーレックホールディングスがもたらす新たな農業の形、玄米サブスクリプションサービス「mybrown」は、地域の農家と連携することで、安心・安全で美味しいお米を提供しています。今回の契約により、ますます多様な玄米を消費者に届けていくことでしょう。自然の恵みが詰まった食卓が、さらに豊かになることを期待しています。