新型車両700形導入
2025-04-24 12:03:30

江ノ島電鉄が新型車両700形を導入、未来的デザインと安全性を追求

江ノ島電鉄、新型車両700形を導入予定



江ノ島電鉄株式会社(神奈川県藤沢市、社長:黒田聡)は、2026年度から運用する新型車両700形の導入を発表しました。この新型車両の導入は、2006年の500形以来20年ぶりのことです。今後の運用においては、より安全で快適な環境を提供し、環境負荷を低減することを目的としています。新型700形は、既存の1000形から進化し、未来的かつ次世代を担う車両として設計されています。

新型車両700形の開発コンセプト



新型700形の開発コンセプトは「日常から非日常まで 想いを紡ぐENODEN」です。このコンセプトは、沿線に住む人々や鎌倉・江の島を訪れる観光客の夢や思いをつなぐ存在として、明るく未来を見据えた車両を目指しています。これにより、日常の移動が特別な体験となることを期待しています。

特徴1:安全性と快適性の向上



新型700形では、安全性を高めるための防犯カメラや通話型の非常通報装置が設置されています。また、バリアフリーに配慮した設備や多言語放送にも対応し、外国人観光客にも優しい設計となっています。さらに、窓部分には初めてフィルムを貼付し、飛散防止と眩しさを抑える工夫もされています。これにより、色鮮やかな景色を楽しむことができ、快適な移動が可能になります。

特徴2:環境への配慮



新型700形は、VVVFインバータ制御装置や回生ブレーキを搭載しており、既存の1000形と比較して消費電力量を約49%削減します。これは、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するための一環であり、環境負荷の低減を図るものです。

特徴3:未来的なデザイン



新型車両のデザインには、大きな傾斜の前面ガラスとシャープなアイラインが採用されており、湘南の豊かな眺望を楽しめる構造になっています。視界を広げるために前面ガラスが拡大されており、乗客は外の景色を楽しむことができます。

特徴4:多彩なインテリア



インテリアのデザインにも工夫が凝らされており、座席の配置を海側に向けることで、美しい海沿いの風景を楽しめるようになっています。また、座席や床の色は鎌倉・江の島の景観を意識した3つのテーマカラーに基づいて選ばれ、乗るたびに新たな発見を促します。具体的には、伝統を表現した「江ノ電グリーン」、美しい海の色をイメージした「江の島ブルー」、古都の落ち着きを反映した「鎌倉ストーングレー」が用意されています。

最後に



新型車両700形の導入により、江ノ島電鉄は地域の交通に新たな風を吹き込み、誰もが安心して利用できる環境を提供します。今後の発展に期待しつつ、これからも地域と共に成長していく姿を見守りましょう。

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お問い合わせ先


江ノ島電鉄株式会社 鉄道部運輸課
TEL:0466-24-2713(平日9:00~17:00)


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会社情報

会社名
江ノ島電鉄株式会社
住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目8番16号
電話番号
0466-24-2711

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